gooのアクセㇰ解析のページに、閲覧者がお訪ねくださった記事が載っています。
その中に、時々遠い過去の記事もあります。
私は過去記事は、何だか恥かしくて、めったに読みませんが。
この解析のページの過去記事だけは、たまに読むことがあります。
今日これから紹介する記事も、まさにそうです。
その記事を読んだとき、とても切ない気持ちになり、当時の事がまざまざと思い出されました
私は夫や両親の介護の事を思い出すと、いつも後悔で一杯になることがよくあります。
もっともっと、やれることがあったのではないか、と。
とは言っても、両親を介護している時も、夫の時も、体調を崩しながらも頑張り続けたので、それが限界だったのでしょう。
それ以上頑張ると、共倒れになってしまったかもしれません。
そう思い、自分を慰めるしかありませんでした。
私の大好きな曲に、下に載せた曲があります。
歌手の林部智徳さんは、雰囲気と顔立ちが私が結婚した当初の旦那様にとても良く似ているのです。
ですから、益々この曲が好きな私です。
聴くと、胸に迫るものがあり、その度に涙で目が潤んでしまいます。
「もっと深くあなたを理解して・・・」の歌詞の所からは正に私の気持ちそのままだからです。
宜しければ、検索して聴いてください。
林部智史 ラピスラズリの涙
下にクリックができるように設定できました。
カープの話題も出ていて、昨日の記事との共通点にいろいろ気が付きました。
今となっては呆れる内容ながら、私のひたむきさも理解でき、何だかとても切ない気持ちになってしまいました。
突然思い立つと、念入りに調べるわけではなく、行動に移す。
その性格そのままの当時の私です。
当時の夫の主治医は、外科部長の年配の先生でした。
とても温厚なお人柄の先生でしたから、私からとんでもない不遜な提案もできたのでしょう。
その過去記事を読み、自分の立場をわきまえない言動に、今は驚くばかりですが。
私も必死だったのかもしれません。
その記事を読み、とても切なくなりました。
カープの話題も出てきて、昨日の記事に似たところもあるので、少々恥ずかしいですが紹介させていただきますね。
宜しければ、目を通して下さい。
夫の病への思い色々
今日は又、夫の病についての近況を、語りたいと思います。
症状はその後、変わりなく、落ち着いた状態が続いています。
但し、4回目の抗がん剤治療で、先週明けに入院し、5日目の土曜日に無事退院しました。
東大病院。先、遠方に見えるのはスカイツリーです。
昨年の9月から、延べ半年以上の病院生活で、入退院を繰り返してきた夫です。
抗がん剤治療がスタートしてからは、厳格ではありませんが、定期的にそれが繰り返されるようになりました。
何時まで、この治療が続くのでしょうね~
私は、問題が何もない時は1日置きに、半日がかりで病院に通っています。
退院後、病院の最上階のレストランで昼食です。
フランス料理の老舗の精養軒ですのに、ざるそばがいいとのことで、私も夫にならって、同じものを注文。
デザートと共に、とても美味しかったです。
そう言えば、前回も、ざるそばでした。(笑)
相変わらず、愚痴めいた事は一切口にすることなく、淡々と闘病生活を送り続け、
「入院生活にも慣れてきた」
何て、夫は平然と言いますけれど・・・・・・
Yさんのようには冷静沈着ではいられない私。
心配の余り、心の動揺を抑えられない時も、度々ありました。
皆さんに信じて頂けないかもしれませんが、私が提案した事が、、夫の治療に採用されたなんて事も、あったのですよ。
東大病院の先生に提案なんて、余りに不遜過ぎますね~。
言い改めます。
あくまで、試しに言ってみた、と言ったところでしょうか。
その後、先生からは、奥さんの提案通りにして良かったようです、とおほめの言葉をいただきました。
しかし、今になって、それが夫のために良かったのか、少々疑問に感じ始め、良心が痛む事さえあります。
私の案を取り入れて以来、旦那さまの見かけは、却って、弱々しい雰囲気へと急速に変わっていったからです。
レストランからもスカイツリーが眺望できます。
その案とは、腹腔内の腸液を体外に出すためのドレーン(細い管)の先に付けたボトルを、自宅でもそのまま使用する事でした。
1月初旬の退院時には、一旦ボトルは取り外されました。
ドレーンは先を塞がれ、体に固定されままで、
その付け根にはシルキーポアーという名称のガーゼが当てられました。
それまでは、付け根から漏れ出した膿のような腸液の一部が、そのガーゼに浸透し、そのガーゼを1日に一回、取り換えて対応していました。
でもそれでは、腸液の処分が不完全のように思え、自宅でもボトルを使用する方法を提案してみたのです。
私には、汚れた腸液が速やかにボトルに溜まり、腹腔がどんどんきれいになっていくイメージがありました。
そのお話しを私が切り出したのは、1月の初旬、長期の入院を終え、最初の受診の際のことです。、
しかし、「そこまでする必要はないでしょう」
との主治医のお返事でした。
しかし二度目の受診の際、再度お話ししたところ、
「確かに、その方が良いかもしれませんね~」
とおっしゃり、ボトルを付けて家に戻り、その後はずっと携帯したままでいます。
ガーゼの交換も、以前と変わりなくしています。
けれど結局、それは夫の体に負荷をかける事とになってしまったようです。
重たいものをぶら下げているからでしょうか。
動く度に、付け根に多少の痛みを感じるようです。
そのせいか、次第に姿勢も悪くなり、動作が以前に比べ鈍くなりました。
歩行の姿も、すっかり病人らしい弱々しい雰囲気にになってしまったのです。
いつでしたか、そのお話しに触れ、ボトルを取り外す事が可能か伺った事がありました。
主治医のお返事は、次の如くでした。
「血液検査の結果が、その後大変良好になり、付けたのは正解でしたよ」
と。
今回の入院でも、採血の結果はとても良いらしく、それはそれでとても嬉しい事なのですが・・・・・・
私の最近の心配は、癌より、放射線の副作用による腹腔の理解し難い症状の方に、遥かに向いています。
この発症さえなければ、感染症を起こす事もなく、とっくに手術は終わり、今頃は元気に日常生活を送れていたはずです。
先生方のお話しによると、がん摘出の手術の際に、S字結腸にできた放射線の副作用による小さな穿孔の処置もする予定のようです。
しかし、今ひとつ見通しがはっきりしない不安は拭えません。
けれど、根が楽観的な私。
時に落ち込んでも、直ぐ立ち直り、必ず回復すると信じて疑わない呑気者です。
今、夫には、助教授の医師二名がついて、万全の態勢で治療に当たって下さっています。
先生方をひたすらご信頼申し上げ、付いていくしか、私には為す術がありません。
一方、自宅療養時は、私ができる精一杯の事を努めたいもの、と。
とはいえ、もともといい加減なところも、結構ある私。
体力的な事もあり、必ずしも精いっぱいではありませんが・・・・・・
私の旦那さまは、手を焼き過ぎると却って不機嫌になる人なので、私程度の気の遣い方がちょうどいいのかもしれません。
心配で、いろいろ注意したい事が他にもありますけれど、我慢もしています。
それでも、時に嫌がられる事があるのですよ。
最近、広島カープ、調子が又よくなってきましたね~
これほど、私の旦那さまを元気づける妙薬は、ほかにはありませんから、私もとても喜んでいます。
目も難病を患い、楽しみが少なくなってきた旦那さまのためにも、カープの優勝を心から願っています。
TVの画面は見づらいので、パソコンのリアルタイムの画面中継で、楽しんでいます。
広島カープ、優勝目指して、頑張れ!!!
偶然、設定が上手くできました。
下をクリックすると林部智徳の曲が聴けます。
youtu.be/om-EuQjrDS0?si=iTBPLBe6iU_MhBW
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