普通な生活 普通な人々

日々の何気ない出来事や、何気ない出会いなどを書いていきます。時には昔の原稿を掲載するなど、自分の宣伝もさせてもらいます。

徹夜仕事でいま帰宅

2012-02-18 09:31:27 | 普通な人々<的>な
 徹夜仕事でいま帰宅。道が凍り付いていて滑る滑る。それも当たり前で、とにかく寒かった。

 本当のところは比較の対象にもならないのだが、この寒さは今から35年以上も前に訪れた冬の韓国の寒さを思い出させるものだ。当時は韓国も寒かった。漢江が凍りついていた。氷点下10~20度の間だったと思う。

 早い話が、それ以降冬の北海道やら新潟や長野、関西方面のスキー場などにも行ったが、今朝の寒さほどには、肌の痛さを感じなかった。あの時の韓国の朝は確かに肌が痛かった。

 正直なところ、今朝の寒さは、それほどのものではないのだろう。ただ、ボクには相当の寒さに感じられたというだけのことだろう。

 人がヒトシオの寒さを感じるのは、本当に寒いか、気持ちが落ち込んで寒いか、どちらかのような気がする。そんなに落ち込んでいる気はしないのだが、ボクはどこか気落ちしているのかもしれない。

 いま家で、家族がまだ休んでいることもあって1人用の電気ストーブで暖を取っているが、この暖かさもストーブの暖かさなのであって、極めて即物的というかスイッチ一つですぐに失われる暖かさ。

 一方で家・家庭の温もりというものがある。家族のことを思えばどこかがほんのり暖かくなる。家というのは、そういうものだ。

 暖かさも寒さも、気持ちによる部分が多いにあるということだ。

 そういうことが感じられるような人間関係を、家庭だけでなくさまざまなシチュエーションで作ることができたら、本当に嬉しいのだが……。