今シーズンで3年目も、絶不調のF1マクラーレンホンダ、目下1年落ちのフェラーリエンジンを使うザウバーをわずかに上回るブービー賞。
F1エンジン(最近はパワーユニットと言う)の最新技術はジェットイグニッションというもの。
昨シーズンまでホンダだけが導入できていない技術だったが、今シーズンはどうやら導入したらしい。
要するにエンジンに副燃焼室を設け、そこに濃い混合気を噴射し、点火し、主燃焼室には薄い混合気を噴射しておいて、副燃焼室で点火した勢いで主燃焼室を燃やす。
混合気が薄くても点火・燃焼できて、燃費が良くなる仕組みだ。
この仕組み、実は40年前ホンダシビックのCVCCエンジンに使った技術そのもの。最近マツダが発表したスカイアクティブXも同じ理屈。
まだ幼いながら、コマーシャルでCVCCの仕組みを図解していたので、はっきり覚えている。世界初、厳しいアメリカのマスキー法をクリアするためにホンダが考えた技術だった。
同じような技術をメルセデスやフェラーリ、ルノーに使われてホンダはどう思っているのだろう?
幸い、ややF1の成績も上向きつつあるが、やっと入賞できたとかそういうレベルじゃ日の丸日本は許しません!
今シーズンせめて表彰台は目指してがんばれ!
↓こちらCVCC
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