河村顕治研究室

健康寿命を延伸するリハビリテーション先端科学研究に取り組む研究室

岡大医学部で講義

2007-12-03 | 大学
年に一度の岡大医学部での非常勤講師。

母校でもあるし、医学生に運動機能学の講義をするのは意義があると考えている。
私にとっては決していやな仕事ではない。
学士入学をしたと思われる年取った医学生が熱心に授業を聞いてくれているのを見たりすると、ただでもいいから授業をして良かった思える。
しかし今回はちょっとしたハプニングがあった。

1限目の講義になったので朝早く医学部へ行ったが、駐車場は満杯状態で置く場所を探すのにだいぶ時間が取られた。
整形外科の医局へ上がっていくとちょうどスタッフ全員が集まってカンファレンスが行われていた。

今回も講義の講師紹介は医局長をやっている田中先生(高校・大学の後輩)で、しばらく雑談をした。
実は田中先生は本学関連校の看護学校へ非常勤講師で来てくれている。
忙しいし、医学部からは他校での非常勤講師は禁じられているのに、いつも医学部関係のつきあいからか特例で許可が下りて、スタッフはどこか1つは非常勤講師を引き受けさせられるのだそうだ。
要するに先方のトップに医学部の有力者が納まっているのである。
こういう状況で、学生が今ひとつやる気がないとあっては、忙しい中を苦労して出向いて講義をする気力がうせるというのは十分納得がいく。

怒る田中先生を
「田中先生もそのうち偉くなって、今度は逆に非常勤講師を医学部のつてを頼って頼まなければならなくなるかもしれないんだからがまんしてくれ。」
と何とかなだめて講義を行い、先ほど高梁まで出てきた。

しかし、私は医学部から講義を頼まれて行っているのだからそもそも私に文句を言うのはお門違いである。
だいたい田中先生は年に何回か来れば済むが、私は常勤である。

内でも外でも問題だらけで本当にうんざりする。
どこへ行っても平穏無事と言うところはなさそうだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする