河村顕治研究室

健康寿命を延伸するリハビリテーション先端科学研究に取り組む研究室

第77回知能化医療システム研究会

2009-09-05 | 研究・講演
ナカシマメディカルで2ヶ月毎に行われている研究会に参加した。
東大からはいつもの通り、光石教授以下多数の参加があった。

今回の研究会の中で、今年度の補正予算で行われる補助事業に応募していたところ中四国でナカシマメディカルを中心に応募した課題が採択されて、その正式な通知書が届いたことが報告された。
岡大整形外科の尾崎教授をリーダーとした悪性腫瘍の人工関節に関するテーマで、吉備国際大学からも私が参加している。
数億円の補助事業で、現在ナカシマメディカルが持っている研究所を増築して研究機器を整備するのに使われる予定だ。

補正予算なので、単年度補助事業で、研究所ができたあとのランニングコストは別の研究費を当てるか、ナカシマメディカルが負担しなければならない。
参加者からは、
「民主党が政権を取ったんだから、この事業は凍結されるんじゃないか。」
とか、
「これじゃ毎年赤字で運営が大変じゃないか。」
とか、巨額の補助金をもらうというのに、あまり嬉しいという反応はなかった。

しかし、ナカシマメディカルの人工関節事業は順調なようなので、なんとかなるだろう。

私も一応末席を汚すメンバーなので、何か貢献できたらと思う。

しかし、何はともあれ、ナカシマメディカルは岡山県下では最も産学連携がうまく行っている企業である。
コメント
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