河村顕治研究室

健康寿命を延伸するリハビリテーション先端科学研究に取り組む研究室

感激と責任

2009-09-16 | 大学
鳩山内閣が発足した。

鳩山新首相は以下のように述べた。

「日本の歴史が変わるという身震いするような感激と、大変重い責任を負った。」

しかし、鳩山首相をはじめ、新閣僚となる人たちは喜びを押し殺すのに精一杯という感じで、本当に大変重い責任を自覚しているのだろうかと思う。

新政権には国民の熱い期待が寄せられているのは事実で、であるからこそその信頼を裏切った時が恐ろしい。

ベクトルはあっという間に反対方向に逆転するはずだ。

私など、地方の名もない大学の教員をしていて、それでも大学や学生に対する責任の重圧につぶされそうになっているのに、新国会議員の人たちはなぜあのように嬉しそうなのかと不思議で仕方がない。

今日も大学で、朝から締切が迫った補助金の中間報告書のことで胃がきりきりと痛むような場面があった。

学科会に出席すれば学生の実習でのトラブルや、就職環境が厳しくなっていることなど暗い話ばかりである。

最後のとどめに、今日は夕方から岡大の大学病院に入院中の叔母が主治医から治療方針の説明を受けるのに立ち会った。

周りは重たい話ばかりである。

とてもニコニコと笑顔ではいられない。
コメント
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