河村顕治研究室

健康寿命を延伸するリハビリテーション先端科学研究に取り組む研究室

本日はノーカーデイ

2011-07-07 | 大学
本日は大学の方針でノーカーデイ。
久しぶりに電車で出校した。
ゆっくりエコのことを考えるにはちょうど良い。

電車の中で、震災以後その発言に注目している大前研一氏の書いた記事を週刊誌で読んだ。

これまで気付かなかったことが書いてあった。


原子力損害賠償支援機構法案が成立したら、国民負担が際限なく膨らむことになる。
電力会社の地域独占体制は維持され、電気料金は現在の2倍程度になるかもしれない。

日本の原発は13ヶ月運転する度に2~3か月の定期点検を行う。
検査が終わったら再稼働するためには地元の市町村長と道県知事が承諾する必要がある。
現状ではそう易々と承諾することはあり得ないから、来年5月までには日本の原発54基は全て停止する。

これはすごい事態になる。
関東だけでなく日本全国が深刻な電力不足に陥ることになる。

大前氏の予想によればこのままでは企業の海外シフトが加速して、日本経済は危機的状況に向かうとのことである。



こんなことを書いていたら新しいニュースが飛び込んできた。
いったん再稼働を認めた玄海町の岸本英雄町長が、記者会見を開き、「議会の同意を得た上で、九電に伝えたことは撤回したい」と述べ、再稼働了承の撤回を正式に表明したとのことだ。
政府がいきなり原発のストレステスト(安全調査)を実施すると表明したことなどが原因だ。

この影響を受けて電力会社の株価はどこも下落している。

菅さん、しっかりして。
コメント
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