『第88回 人工関節の機能高度化研究会』
& 『第88回 知能化医療システム研究会』
& 『第1回生体システム研究会』
【開催日時】 2011年7月23日(土) 10:20~15:30
【開催場所】 笠岡第一病院 多目的ホール [5F]
【主催】 笠岡第一病院, ナカシマメディカル(株)
開会・挨拶
笠岡第一病院 院長 橋詰 博行 先生
岡山理科大学 副学長・教授 金枝 敏明 先生
『第88回 人工関節の機能高度化研究会』
座長 岡山理科大学 金枝 敏明 先生
演題①『ビタミンE混合UHMWPEへの電子線照射による改質』
ナカシマメディカル(株) 研究員 植月 啓太
(メモ)ビタミンE混合とCross Linkを併用する
Cross Linkでポリエチレンの摩耗はほとんど防止できる
現在はインピンジが問題
演題②『Initial results from a novel multidirectional lift-off type aseptic wear simulation device』
京都大学大学院工学研究科 大学院生 Alexander Turner
(メモ)富田先生の指導した院生が滑らかな日本語で講演! すばらしい
摩耗粉をマクロファージが分解しようとする時にサイトカインを分泌し、無菌性骨溶解が起こる→再置換(人工関節は20年以上持たない)
ビタミンE混合ポリエチレンでは摩耗粉の弊害が緩和される?
この仮説を証明するために無菌摩耗試験器を開発した
体内に近い摩耗粉が得られ、環境で試験が可能になる
ビタミンE混合ポリエチレンと普通のポリエチレンで摩耗粉の形状が違わないか
『第1回生体システム研究会』
座長 大久保病院 田中先生
演題③『リズム現象の数理~非線形神経システムへの位相縮約によるアプローチ』
東京大学大学院新領域創成科学研究科 助教 大森 敏明 先生
(メモ)数理脳科学
位相縮約法の概要
生体におけるリズム現象 非線形ダイナミクス
高次元非線型システム → 位相方程式(1次元)
リミットサイクル(閉軌道)
外部刺激がある場合でも1次元の方程式で記述可能
計測される位相応答曲線はノイジー
ベイズ統計
演題④『ベイズの定理を用いた新しい脳情報抽出技術の開発』
情報通信研究機構未来ICT研究所 研究員 成瀬 康 先生
(メモ)情報通信研究機構=脳情報通信技術の確立が目標(国家プロジェクト)
高精度に脳情報を抽出する
α波の位相、振幅が脳機能に関連している
複数回(50回以上)加算平均しないといけない
これまでの手法の問題点
ウェーブレット変換、ヒルベルト変換、これらはフーリエ変換
確率モデルを導入する
画像処理に応用されている技術
ベイズの定理
演題⑤『運動学習への数理モデル的アプローチ ―神経科学の理解から臨床応用を目指して―』
東京大学大学院新領域創成科学研究科 大学院生
(メモ)川人光男 脳の計算理論
CI療法よりも健常側を患側と同時に動かした方が片麻痺の麻痺側の運動療法に有効
なぜか?
脳の数理モデル
電気生理実験から明らかになった生理現象を取り入れた数理モデルを作る
一次運動野はどのような情報を表現しているのか
運動方向を表現している
ニューロンの集団活動=ポピュレーションベクトル
『第88回 知能化医療システム研究会』
座長 東京大学 光石 衛 先生
演題⑥『骨抽出における画像撮影条件の検討』
ナカシマメディカル(株) 研究員 鈴木悠悟
(メモ)パーソナライズド人工関節(カスタムメイド)
CT,MRI画像から骨の3Dモデルを構築する
MRI画像では1mm程度の誤差が出る 皮質骨の判別がしにくい
カブトガニセミナー①(依頼講演)
『硬組織・軟組織再建・再生へ向けた材料の微細構造制御』
岡山大学大学院自然科学研究科機能分子化学専攻 教授 尾坂 明義 先生
(メモ)有機無機ハイブリッド
Silica NT
酸化チタンには軟部組織がついてくる
カブトガニセミナー②(依頼講演)
『多軸制御骨切除ロボット最小侵襲の試み』
東京大学大学院工学系研究科機械工学専攻 准教授 杉田 直彦 先生
(メモ)MISの課題 開創量と工具干渉がトレードオフ
ロボットに都合の良い部位を開創する(理想開創領域)
ロボットを周りに当たらないように操作する(工具干渉回避アルゴリズム)
閉会・挨拶
東京大学大学院工学系研究科 教授 光石 衛 先生
ナカシマメディカル(株) 代表取締役社長 中島 義雄
引き続き知能化医療システム研究会の人工関節ロボットについて打ち合わせ
夜は笠岡駅前の旅館で懇親会
& 『第88回 知能化医療システム研究会』
& 『第1回生体システム研究会』
【開催日時】 2011年7月23日(土) 10:20~15:30
【開催場所】 笠岡第一病院 多目的ホール [5F]
【主催】 笠岡第一病院, ナカシマメディカル(株)
開会・挨拶
笠岡第一病院 院長 橋詰 博行 先生
岡山理科大学 副学長・教授 金枝 敏明 先生
『第88回 人工関節の機能高度化研究会』
座長 岡山理科大学 金枝 敏明 先生
演題①『ビタミンE混合UHMWPEへの電子線照射による改質』
ナカシマメディカル(株) 研究員 植月 啓太
(メモ)ビタミンE混合とCross Linkを併用する
Cross Linkでポリエチレンの摩耗はほとんど防止できる
現在はインピンジが問題
演題②『Initial results from a novel multidirectional lift-off type aseptic wear simulation device』
京都大学大学院工学研究科 大学院生 Alexander Turner
(メモ)富田先生の指導した院生が滑らかな日本語で講演! すばらしい
摩耗粉をマクロファージが分解しようとする時にサイトカインを分泌し、無菌性骨溶解が起こる→再置換(人工関節は20年以上持たない)
ビタミンE混合ポリエチレンでは摩耗粉の弊害が緩和される?
この仮説を証明するために無菌摩耗試験器を開発した
体内に近い摩耗粉が得られ、環境で試験が可能になる
ビタミンE混合ポリエチレンと普通のポリエチレンで摩耗粉の形状が違わないか
『第1回生体システム研究会』
座長 大久保病院 田中先生
演題③『リズム現象の数理~非線形神経システムへの位相縮約によるアプローチ』
東京大学大学院新領域創成科学研究科 助教 大森 敏明 先生
(メモ)数理脳科学
位相縮約法の概要
生体におけるリズム現象 非線形ダイナミクス
高次元非線型システム → 位相方程式(1次元)
リミットサイクル(閉軌道)
外部刺激がある場合でも1次元の方程式で記述可能
計測される位相応答曲線はノイジー
ベイズ統計
演題④『ベイズの定理を用いた新しい脳情報抽出技術の開発』
情報通信研究機構未来ICT研究所 研究員 成瀬 康 先生
(メモ)情報通信研究機構=脳情報通信技術の確立が目標(国家プロジェクト)
高精度に脳情報を抽出する
α波の位相、振幅が脳機能に関連している
複数回(50回以上)加算平均しないといけない
これまでの手法の問題点
ウェーブレット変換、ヒルベルト変換、これらはフーリエ変換
確率モデルを導入する
画像処理に応用されている技術
ベイズの定理
演題⑤『運動学習への数理モデル的アプローチ ―神経科学の理解から臨床応用を目指して―』
東京大学大学院新領域創成科学研究科 大学院生
(メモ)川人光男 脳の計算理論
CI療法よりも健常側を患側と同時に動かした方が片麻痺の麻痺側の運動療法に有効
なぜか?
脳の数理モデル
電気生理実験から明らかになった生理現象を取り入れた数理モデルを作る
一次運動野はどのような情報を表現しているのか
運動方向を表現している
ニューロンの集団活動=ポピュレーションベクトル
『第88回 知能化医療システム研究会』
座長 東京大学 光石 衛 先生
演題⑥『骨抽出における画像撮影条件の検討』
ナカシマメディカル(株) 研究員 鈴木悠悟
(メモ)パーソナライズド人工関節(カスタムメイド)
CT,MRI画像から骨の3Dモデルを構築する
MRI画像では1mm程度の誤差が出る 皮質骨の判別がしにくい
カブトガニセミナー①(依頼講演)
『硬組織・軟組織再建・再生へ向けた材料の微細構造制御』
岡山大学大学院自然科学研究科機能分子化学専攻 教授 尾坂 明義 先生
(メモ)有機無機ハイブリッド
Silica NT
酸化チタンには軟部組織がついてくる
カブトガニセミナー②(依頼講演)
『多軸制御骨切除ロボット最小侵襲の試み』
東京大学大学院工学系研究科機械工学専攻 准教授 杉田 直彦 先生
(メモ)MISの課題 開創量と工具干渉がトレードオフ
ロボットに都合の良い部位を開創する(理想開創領域)
ロボットを周りに当たらないように操作する(工具干渉回避アルゴリズム)
閉会・挨拶
東京大学大学院工学系研究科 教授 光石 衛 先生
ナカシマメディカル(株) 代表取締役社長 中島 義雄
引き続き知能化医療システム研究会の人工関節ロボットについて打ち合わせ
夜は笠岡駅前の旅館で懇親会