産業やインターネットの10年後の未来予想は困難だが、大学の10年後の姿は比較的確実に予想できる。
人口構成が既に分かっているからだ。
現在予想されているのは以下のようなことだ。
18歳人口は団塊ジュニア世代がピークを作った1992年に比べると半減する勢いで減っている。
1992年の205万人から2009年の121万人へと18歳人口は激減したが、2009年頃までは大学進学率が伸び続けていたため18歳人口が減少しても大学進学者の人数は増え続けていた。
2009年から2017年頃までは18歳人口はほぼ横ばいである。
2018年以降より18歳人口は減少すると推計されており、2018年以降の大学進学率は伸びないであろうと予想されていることから、2018年以降の大学進学者数は18歳人口の減少とともに下がるであろう。
2024年以降さらに18歳人口減は加速するが、2025年には2015年と比べると15万人も減ることになる。
大学進学率は51.5%と頭打ちでほとんど増えない。
控えめに見て現在と比較して10年後には7万人の学生が減ることになる。
7万人といってもイメージしにくいが、毎年1000人規模で入学式を行っていた大学70校の入学者がゼロになると考えるといかにものすごい減少かがわかる。
大学の規模は様々だから、小さな大学も含めると相当な数の大学の経営が成り立たなくなる。
これは国からの補助金が一番少ない私立大学に最も大きな影響を及ぼすであろう。
入学者の持続的な減少というのは大学にとってとてつもない影響を及ぼす。
前年度に比べて何人減少したかが問題ではなく、4年前に比べて何人減少したかが問題だからだ。
卒業するのは4年生であり、卒業生に対して入学生が何人あったかで大学の収入は増減するのである。
毎年毎年入学者が減少すると収支はダイナミックに悪化していく。
こうしたことが予想されるため大学進学者数が18歳人口の減少とともに下がりはじめる2018年がターニングポイントと捉えられており、『2018年問題』と言われている。
2018年以降は大学の閉鎖がどんどん加速するだろう。
この様な状況でどうやって勝ち残ればよいのか、本当に悩ましい。
人口構成が既に分かっているからだ。
現在予想されているのは以下のようなことだ。
18歳人口は団塊ジュニア世代がピークを作った1992年に比べると半減する勢いで減っている。
1992年の205万人から2009年の121万人へと18歳人口は激減したが、2009年頃までは大学進学率が伸び続けていたため18歳人口が減少しても大学進学者の人数は増え続けていた。
2009年から2017年頃までは18歳人口はほぼ横ばいである。
2018年以降より18歳人口は減少すると推計されており、2018年以降の大学進学率は伸びないであろうと予想されていることから、2018年以降の大学進学者数は18歳人口の減少とともに下がるであろう。
2024年以降さらに18歳人口減は加速するが、2025年には2015年と比べると15万人も減ることになる。
大学進学率は51.5%と頭打ちでほとんど増えない。
控えめに見て現在と比較して10年後には7万人の学生が減ることになる。
7万人といってもイメージしにくいが、毎年1000人規模で入学式を行っていた大学70校の入学者がゼロになると考えるといかにものすごい減少かがわかる。
大学の規模は様々だから、小さな大学も含めると相当な数の大学の経営が成り立たなくなる。
これは国からの補助金が一番少ない私立大学に最も大きな影響を及ぼすであろう。
入学者の持続的な減少というのは大学にとってとてつもない影響を及ぼす。
前年度に比べて何人減少したかが問題ではなく、4年前に比べて何人減少したかが問題だからだ。
卒業するのは4年生であり、卒業生に対して入学生が何人あったかで大学の収入は増減するのである。
毎年毎年入学者が減少すると収支はダイナミックに悪化していく。
こうしたことが予想されるため大学進学者数が18歳人口の減少とともに下がりはじめる2018年がターニングポイントと捉えられており、『2018年問題』と言われている。
2018年以降は大学の閉鎖がどんどん加速するだろう。
この様な状況でどうやって勝ち残ればよいのか、本当に悩ましい。