「山田方谷と岡山大学医学部」というテーマで歴史を調べていたとき、同志社で新島襄から受洗し明治13(1880)年に創立された岡山教会の初代牧師に就任した金森通倫(かなもりみちとも)という人物がいた。
昨日、9人が立候補した自民党総裁選挙で総裁に選出された石破茂氏が金森通倫の子孫になるということはあまり知られていない。
金森通倫は熊本出身であるが、神戸女学院の第一期生だった、岡山出身の小寿(こひさ)という女性と結婚する。
金森通倫と小寿さんは9人の子どもに恵まれた。男の子4人と女の子5人である。
長男の金森太郎は東京帝国大学法科大学独法科を卒業して官僚となり、徳島県知事、山形県知事を務めている。
金森太郎の娘の和子さんは鳥取の石破二朗と結婚した。
石破二朗は鳥取県知事を務めた人で、後に日本政府の自治大臣にもなった。
この石破夫妻の息子が今回自民党総裁になった石破茂氏である。
石破茂氏の母方の曽祖父が金森通倫になるわけである。
石破茂氏は鳥取教会で洗礼を受けたクリスチャンだそうだが、金森通倫との関係を知れば納得である。
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