十七日、神奈川県庁で「
施設・家族側」と「園再生基本構想策定に関する部会」(部会長・堀江まゆみ白梅学園大教授)との
間で話し合いがあり、ニュースでよく聞く言葉で言えば「双方の意見に差がみられた」。
津久井・やまゆり園のような「定員百五十人規模の大規模施設」は、全国を見渡しても珍しいと思う。
その需要もあるわけだが、神奈川県側は「グループホームの様な小規模な施設」を
検討しており、当事者である「(障害者としての)私」からすれば、役所側の「逃げ」と言う他ない。
結局、「管理しづらい」のが本音ではないか?
別に役所に管理される為に当事者さん達は生きているわけでは無い。
援助がいるから、県関連施設を利用しているわけで、
逆に言えば、行政は損得勘定無しに彼らを支援していかなければならない。
なぜならば、今「改正問題」で騒がれている『日本国憲法』にうたっているのである。
神奈川県は、格別大袈裟に言うわけではないが「憲法違反」しかねない状態なのである。
「園再生基本構想策定に関する部会」は、『答えを急がない』と、一応当事者家族・職員側に
理解を示す様な答えをし、6月に答申を出す予定だったが遅らせる様である。
是非とも、「護身の県側」にご意見申し上げていただきたいと思う。