昨今は「躾(しつけ)」と称していたましい事件が
にゅーすニュースによく取り上げられる様になった。
この場合、親が一方的に悪いのだが、
さて、この親はどうして可愛い我が子を死に至らせるまでに
感情のコントロールが出来ないのか?
大きな可能性として挙げられるのは、「幼少期の生育環境」がある。
親の愛情をしっかり受けていないと、自分が子を持ったとき
愛でる(めでる)方法が解らず、自分の思う通りにならない小さな子に対する
怒りだけが沸いてくるようになり、最悪子供を死に至らしめたり、
子供の心に大きな傷を残してしまうのである。
では、どのように「躾ける」のが良いのだろうか?
勘違いや混同してしまうのが「怒る」と「叱る」だ。
一見同じように思えるかも知れないが、
「怒る」は、理不尽に感情の赴くままに相手が正しかろうが誤っていようが
お構いなしに振る舞ってしまうのである。
「叱る」は、相手の間違っている部分を『修正・反省』を促すことであり、
「叱る」に必要なのは『理性』である。
そして「叱る」に必要なのは、叱られた対象が間違っていることを理解することが
重要なポイントである。