どれも熊谷晋一郎(東京大学 先端科学技術研究センター)編です。
以前に「当事者研究の研究」=石坂孝二 編(医学書院)では、インスピレーションを
受けて「2018 関西当事者研究交流集会」で、『my self 当事者研究』を
発表させていただいたのですが、この「当事者研究 三部作」で綾屋紗月さんなどの
研究により、多人数版ではありますが似たようなものがありました。
ただ、私の場合は1~2人で行えることに特化していますので
綾屋さんのものを簡素化したものであると言うところの位置づけになるのかも知れません。
ハイ
私の精神医療での専門は(といえるのか?(⌒-⌒; ))この『当事者研究』でありますので、
生涯を通じて、どこまでも突き詰めていきたい研究課題だと思っております。
この『当事者研究』というのも「認知行動療法」。
つまりは、「自分の問題点に対しての気づき(認知)」のひとつの『技法』と言うことです。
これは「健常者/障害者」問わず、日々の困り事、問題点をよりシンプルに考えることの出来る
「道具=ツール」なのです。
実際に相談を持ちかけられた精神障害を持つ人に対しても
悩みを抱えている健常者に対しても「A4一枚で悩みの簡素化」を数件してきました。
ただ、まだまだそれこそ「認知度」が足りないのと、
『当事者研究』を行う上で「サポート役」を出来る人が少ないことがネックです。
用紙はありますので、添付ファイルで送ることができますので
「コロナ鬱」に陥っている人にもお役立て出来るアイテムだと自認しております。
用紙を交わしたメールで添付したExcelからダウンロードしていただいて、
フォローが必要ならば、お電話しながら二人で書き込むことも可能ですので
まずはコメントから問い合わせ願えればありがたいです。
当事者研究、研究者/初心者問わず志があれば良書と言えるでしょう!
ん~、読まずに死ねるか!(by内藤珍)