今日、仕事帰りにスーパーに行ったら真っ赤なロングコート着ている女性がいました。
思わず・・・『シャー専用かぁ!!』と言いたくなった空蝉です。
本題は今年の上旬、去年の下旬から学習を進めている
「日本の差別問題について」のことですが、
まぁ、中間発表というか、学習半ばでの「備忘録」です。
当初、専門家の間では「古代の天皇」にまつわる行事で掃除役をになった事に遡る説。
主に古書『塵袋』を主なよりどころとするものです。
しかしながら、様々な研究の結果から「平安時代からのもの」というのが定説となっています。
今、日本社会では「被差別民」というのは、『忌み嫌われるもの』と、なっていますが
平安時代では、朝廷や宗教者によって『保護すべき者』とされたのです。
少なくとも、当時では『差別される者』では無かったと言うことです。
特に『保護される重篤な者』とされたのは、「癩病(らいびょう)患者」です。
彼らには、ちゃんとした「手当」が政府(朝廷)から出ていました。
まだ、鎌倉時代以降は調べておりませんが、
類推するに安定した平安時代から源平の戦があって
「平民身分からの転落」が大勢いたのではないか?
鎌倉期に大人気があった、いわゆる「鎌倉新仏教」の中でも『法華宗(日蓮宗)』の
日蓮は「私は旃陀羅(せんだら)の家に生まれた!」と言って憚らなかった。
私が見るに「底辺からの人気を得る為」と言う他ない。
結局のところ、「宗教を必要とする社会をデザインした一因は宗教者にあり」
つまりは、現状に不満や虐げられている民がいれば宗教を欲するわけだ。
これは結局、時代が下れば「一揆・悪党」になっていくのだと思う。
明治から昭和初期に成立した「近代宗教」は、既存の宗教では救いきれなくなった民の
リクエストに応えたわけである。
PL教・金光教・創価学会・生長の家・親鸞会などなど
弱みにつけ込む宗教の手・・・
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