「うつせみ和尚」のお説教

『うつせみ和尚の日記』二件の事故が元で『(複雑性)PTSD/鬱』になって
闘病、障害当事者として活動している者です。

うつせみ 精神世界への誘い「喜怒哀楽がある度に『やっぱり精神科通ってるから…』の誤解」

2022年06月29日 12時54分19秒 | うつせみの精神世界への誘い
人ならば、差はあるにせよ「喜怒哀楽」はあるものです。しかし…何かしらの「精神病、精神疾患」を患っている人が「喜怒哀楽」特に「怒」「哀」が表出すると、「やっぱり精神科に通ってるから…」「あの人は『○✕病(何らかの精神疾患)』だから…」という言葉が必ずと言っていいほど、聞かれます。患っていない人が「怒」「哀」が表出すると「そういう目に遭ったんなら仕方がないね」「あぁ、大変だったんだ」と、先程とは180°違ってきます。これは決してヒネているわけではなくで、医療従事者」の間でも話されることです。「レッテル貼り」ですね。何度か書いたと思いますが、なかなかこの「レッテル」剥がれません。まー、生涯剥がれませんな。これは障害者が自ら被らなければいけないことなん?噂する方は「ちょっとしたこと」かもしれませんが、ふ言われる側は一人だけでではなくて、結構な人数に言われているわけです。電車やバスの席を譲るばかりが配慮ではなくて、その人がどういう人なのか理解したあと、なんなりと言ってほしい。まっ、ある程度知れば悪いことなんか言えませんけどね、変なこと言えば自分が恥ずかしくなるでしょ?





にほんブログ村 哲学・思想ブログ 倫理・道徳へにほんブログ村










読まずに死ねるか!(書評) 「中世社会のはじまり シリーズ日本中世史1 五味文彦 著」

2022年06月26日 19時14分47秒 | 読まずに死ねるか!(書籍紹介)
え〜、今の大河ドラマ「鎌倉殿の十三人」以前から『中世史ブーム』みたいなところがありましたが、私が小学生の頃に歴史に興味を持ったのも「戦国史」の中世史でした。まぁ、取っ付きやすいし興味を持ちやすいと思います。

そんな本書は友人から頂いたもので、読みかけで入院して入院から四日目の今日(2022/6/26)に読了でございます_(._.)_浅い知識があったのも手伝ってか読みやすかったと思います。細かく区切ってあったし、言葉も平易だし、昨今(といっても10年ほどかな?(-_-;))私が興味を持ったときと違う言葉が使われていたり、鎌倉幕府の成立年なんかも言及はありませんでしたが、読者に「この年じゃね?(キムタク風)」と、いろいろ考えさせるところもありました。(鎌倉幕府成立年にはいまだ議論は尽くされておりません)
中世の政治/社会/風俗がどのような変遷を辿っていったか?政治家/為政者はどのように関わっていったのか?
祇園祭の始まりなど…。
ちょっと話のネタにできることがありましたよ。


この本、読まずに死ねるか!!






にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへにほんブログ村










うつせみ 精神世界への誘い 「身体疾患↔精神疾患という関係…」

2022年06月25日 19時04分00秒 | うつせみの精神世界への誘い

わたくし、ただ今、入院生活中でして、6月20日入院、22日に手術で、絶賛リハビリ中でございます_(._.)_

…それはさておき、今回のお題は「身体疾患↔精神疾患…」というお話ですが、私自身、精神疾患になる前にはケガで手術を含む入院をした経験があります。まぁ、怪我ですからね。病気じゃないですから。しかし、体を資本としているプロスポーツ選手や肉体労働者の方々は、生活の基盤を失われる可能性がありますから大変な問題です。そういう背景で入院中に思い悩むことがあるでしょうし、内蔵疾患の場合は命に直接関わりが出てきますから、これまた入院中は思い悩むでしょう。そのことで精神疾患になる方も多いでしょう。
精神疾患の場合は、症状によっては「自傷行為」「自死」「依存症」などで身体に及ぼす影響は多く、私などは「過食」「アルコール依存(「止めよう!」と思ったときにすぐ止められたので依存かは不明)」などありました。また、精神からくる「身体症状」として、不眠/過眠などの「睡眠障害」「過緊張」「めまい/ふらつき」などなど…。何事も早く「ストレス発生源」から遠ざかったり、解決したりすると心身ともに軽症で済むんですが、私が接してきた方々はいづれも「ストレスに長く浸っている状態」が続いて重症化した方が多いですね。そうなると、身体に及ぼす影響も「大」ですし、その影響も長く尾を引きます。
身体疾患→精神疾患、精神疾患→身体疾患の相互関係で「表裏一体」と言えます。今回の私の入院は突発的な事故ではなくて「計画入院」なので、「改善するための入院・手術」なので、手術や入院中に突発的な事故がない限りは「希望ある入院」なわけですので、「精神的に追い込まれる」ことはありません。どちらかというと、社会復帰のために日々のリハビリに勤しんでいるので、前向きなわけです。
でも、私の過去の身体の怪我で入院したときは「この先、どうしよ…」と毎日考えるような入院でしたので精神的にやられましたね。やはり、担ぎ込まれた病院で、最初は陽気に過ごしていましたが、日々過ごす中で「死のう…」と思ったこともありました。(過去記事参照)
怪我や内臓の疾患も「軽度」であれば、気にしないのでしょうがね。「生死の境を超え」というレベルやそれに匹敵するほど追い詰められたときに、精神的に「刀折れ矢尽きる」ような状態になると心もヘトヘトで「安楽な方向」に向いてしまうのかもしれません。「戦わなくちゃダメだ!」そんな正論が通らない世界ですのでね。
精神的にヘトヘトになったら、「いなす・かわす・先送り」がいいのですが、考えることが出来れば、ぜひ実行していただきたい!
無理な方もいますよね、私の経験上ですが、そんな時は「じっとしている」ただそれだけでした。それが答えになるかわかりませんが…。


 





  
にほんブログ村 その他日記ブログ 底辺男日記へ
にほんブログ村