某ショッピングサイトの「関連商品」から見つけた(というか、薦められた?)
シリーズ本なのですが、シリーズ6巻中、5巻がすでに廃刊で今のお財布事情で
中古本を二冊購入。
意図せずに最終の6巻目から読んでしまいました。よって、最後のシンポジウム部分は
6巻すべて読了の後、読むこととします、ハイ。
この本での「近世」というと一応、江戸期?~と言うことのようです。
よくわからない方がいると思うのですが、昨今読み漁っているジャンルである
「被差別民」関連で某ショッピングサイトからお勧めがあったのです。
この第6巻は「身分を問い直す」というテーマで六つのテーマが綴られております。
一、近世前期の社会と「身分的周縁」論・・・渡辺恒一
二、幕藩制社会の解体と身分的周縁・・・高杢利彦
三、芸能・文化と<身分的周縁>・・・横田冬彦
四、「身分的周縁」から武士身分を問う・・・久留島浩
五、身分的周縁と歴史社会の構造・・・塚田孝
六、所有と身分的周縁・・・吉田伸之
七、シンポジウム 討論 身分を問い直す
という構成になっております。
まぁ、本書はちょっと専門的な本で「身分制」などに興味がある方には
『名著』と言えましょう。
現役大学生や大学を出て「まだ勉強したいな」という人には打って付けの本だと思います。
私の読解力不足で中身に関して踏み込んだ解説が出来ないのが口惜しい、、、
この本、読まずに死ねるか!!
このシリーズは読了したい!!