まぁ、「書評」と云っていますが、中途半端な小学生の感想文です。
「技芸(アート)としてのカウンセリング入門 杉原保史 著 創元社」
これは面白かった!以上!!
...というわけにいきませんので、感想ねこれニケ月ほど前なので記憶が曖昧ですが、もう一度パラパラと本を開き直しております。
何度か、カウンセリング関係の本を紹介していていますが、この本に関してはいろいろあるカウンセリングの学派を横断した本になります。本書の冒頭には「・・・私の考え方の顕著な特徴は、カウンセリングを技芸(アート)として見る見方にあります。・・・」カウンセラーの姿勢、聞く、応答する、理解、話すというような著者曰く「技芸(アート)」としながらも、私にとってはカウンセリングの王道と感じました。具体例や分かりやすい文面で書いてあるので、今後読み直していきたい本です。
「心理学とは何なのか-人間を理解するために- 永田良昭 著 中公新書」
私の体調不良もあってか終始馴染まずに読了した感じ。
最初に「心理学は占いではない」や「血液型性格判断否定」、さまざまな実験検証などの例を引きながら進められているのですが、「むずっ!」「頭に入ってこない」と苦痛に感じながら終わりましたとさチャンチャン。
「北条氏の時代 本郷和人 著 文春新書」
本郷先生の本は二冊目?ではありませんでした。以前に読んでいたのは、「頼朝と義時 呉座勇一 著 講談社現代新書」でした。同じ鎌倉物ですが本郷さんも専門は鎌倉時代。以前、放送大学で先輩の先生から専門外の時代の講義を当てられて、冒頭で「ぼくの専門では無い!」と言ってから講義されてました(笑)
本書は初代執権北条時政~最後の北条高時まで書かれていて、特に印象に残ったのは、独特のライバル排除法や実権を握りながら「将軍」にならなかった。枝分かれする北条分家と本流の「得宗家」との関わり。そしてなぜ北条高時の代に鎌倉幕府は滅んだのか?などなど、本郷さん独特の語り口で書いてあってあれよあれよという間に読了してしまいました。
カウンセリングの本を最近よく読んでいますが、友人と話しをしているときは「心を探ってやろう」とは思っておりません。そんなことしてたら心の安まる時間がありません(笑)
現在は、「被差別民関連本」、「精神医学系」、「カウンセリング系」の三本立てで読み進めております。だいたい三冊くらいを廻し読みするのが通常運転。以前は4冊、5冊を同時に読んでいた時期もありましたが、あまり時間も無いので、今は三冊で。
ん~、読まずに死ねるか!!