今の「プロレス界」は、観客へのアピールとして、
ただただ、「危険なある技」で答えている。
マサさんのアピールは違っていた。
パンプアップされた肉体。
技を掛けながら、観客を煽る。
反面、「美しいバックドロップ」。
私がプロレスに夢中になっていたときは、主戦場がアメリカだったので、
「維新革命~世代交代(新日本プロレス)」が、記憶に残っている。
なにせ、個性の塊の様なレスラーでありながら、
アメリカプロレス界とのパイプを持っていて、
数々の外人レスラーを日本に輸出した一面もある。
アメリカで事件に巻き込まれ、警官をぶっ飛ばしたという逸話や、
その事で刑務所にいる間にウエイトトレーニングに勤しみ、
体を大きくして出所下という話しは伝説の様に語り継がれている。
いい時代のいいレスラーがまた逝ってしまった・・・。
南無三。