「うつせみ和尚」のお説教

『うつせみ和尚の日記』二件の事故が元で『(複雑性)PTSD/鬱』になって
闘病、障害当事者として活動している者です。

奇論、迷論人物評 『マサ斎藤さん逝く』

2018年07月30日 22時58分42秒 | 奇論、迷論人物批評

今の「プロレス界」は、観客へのアピールとして、

ただただ、「危険なある技」で答えている。

マサさんのアピールは違っていた。

パンプアップされた肉体。

技を掛けながら、観客を煽る。

反面、「美しいバックドロップ」。

私がプロレスに夢中になっていたときは、主戦場がアメリカだったので、

「維新革命~世代交代(新日本プロレス)」が、記憶に残っている。

なにせ、個性の塊の様なレスラーでありながら、

アメリカプロレス界とのパイプを持っていて、

数々の外人レスラーを日本に輸出した一面もある。

アメリカで事件に巻き込まれ、警官をぶっ飛ばしたという逸話や、

その事で刑務所にいる間にウエイトトレーニングに勤しみ、

体を大きくして出所下という話しは伝説の様に語り継がれている。

いい時代のいいレスラーがまた逝ってしまった・・・。

南無三。

 

 

 

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うつせみ和尚のお説教 『「旧優生保護法」は健常者の本音か?』

2018年07月26日 18時18分02秒 | 「うつせみ和尚」のお説教

1948年に制定された「旧優生保護法」の元、男女問わず障害者が

次々と中絶手術を強制された。

「強制された」とは書いたが一応、

保護者または本人の同意の下行われたとしているが

内情は、時代の流れに押されて強引に行われた。

この法律が作られて理由として挙げられるのは、

『障害者の子供は障害者であるから』という今では考えられない理由である。

手術を受けた知的・精神障害者は国の調べで2万4991人といわれている。

特に宮城県などが多いとされている。

時代の風潮とは言うが、それは人が作るものであり、

国会議員が作るものではない。

この「障害者は、世の中のお荷物」というのは、

どの健常者のこころに「0%無い」とは言えないだろう。

障害者に直接接すれば、実情が解り「愛すべき人たち」と言うことが解るだろう。

『差別する人間こそ、差別されるべき人間である』

 

 

 

 

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うつせみ和尚の説教 『進む科学技術、倫理は?』

2018年07月14日 00時45分20秒 | 「うつせみ和尚」のお説教

科学技術は各国競争をして、爆発的に進んでいる。

ロケット技術も進み、中国は2050年には月への有人着陸を目指しているらしい。

他の国も『第二の地球』を目指して探索している。

兵器に関しても『人を介しない戦争』というのが進んでいて、

『無人爆撃機』がアフガニスタンやイラクなどの戦争で使用され

誤爆が多かった事もアメリカは認めていたが、昨今は精度が上がったことだろう。

今や『科学至上主義社会』で「科学の倫理観」は忘れられている様だ。

科学の進歩は大衆に受けが良い。

しかし、倫理観を論ずると大衆は興醒めするようです。

でもね、爆弾投下やロケット発射ボタンを押すのは人間であり、

その人間や命令を下す人間の倫理観が偏っていれば、

『バカに包丁を持たす』様なもので、「包丁自体」は炊事に欠かせない道具だが

『バカ』に持たせると、たちまち「凶器」に様変わりしてしまうのと同じで、

今は残念ながら、科学技術の先端の一部は

軍事の為の研究の結果、進歩していると言って良い。

昨今の政治の世界には「倫理観」が欠如しており、

ただただ自国の利益の綱引きだけが目立つ。

科学に対して、その科学を使う頭脳である「倫理観」は

『半周遅れ』どころか、『2周半』遅れぐらいではないか?

哲学者は経済学者・科学者に遅れを取っていて「サボタージュしてんじゃね!?」

と思えるくらいである。

身の回りに何も異変が無ければそれで良いのか?

人間が石や枝木を『道具』として使う様になる頃から、

倫理観も発展して今も同じラインで論じられるべきである。

 

 

 

 

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