「うつせみ和尚」のお説教

『うつせみ和尚の日記』二件の事故が元で『(複雑性)PTSD/鬱』になって
闘病、障害当事者として活動している者です。

うつせみ和尚のお説教 「『貧すれば鈍す』『窮すれば鈍す』過剰な障害者配慮は当事者をダメにする?」

2023年03月27日 21時57分05秒 | 「うつせみ和尚」のお説教
大きな枠での「社会的弱者」や「障害者」は、世界から離れたところに存在して社会参加なんて出来ない存在です。みなさんが時折耳目に触れるような方は障害者の分母から考えるとほんの一握りです。そんな方々やSNSで当事者が発信していると思うのですが「もっと障害者に寄り添った支援を!」とか「こんなヒドイ目に遭った」なんかもよく見ます。そりゃ世間が健常者仕様ですから不便なことを改善してもらう必要は大いにありますよね。「0(ゼロ)から+(プラス)へ改善」と言うより「-(マイナス)からの出発」といえるかもしれませんね。
今まで「-(マイナス)の世界」に居たからか0か、もしくは少しの+になると、私は「こっち側が要求しすぎじゃないかな?」「ちょっと障害者の要求が乱暴になってやしないか?」と感じてしまいます。そんなことはないのだろうと思いますが、多少言い過ぎと思われても「健常者並み」にまではならないのかなぁ~と思ったり逡巡しております。
今も障害者は社会から虐げられていると思います。私も生活をしていて、そのような態度に出られることはよくあるんです。そんなことが日常になっていると、自分が「ひがみ根性になってやしないか?」と思ってしまう。障害を抱えていても根性はひねてはいけないと思うのです。「だって、差別されているのは事実なのだから…」という意見はあると思いますが、それとは別次元の話しだと思います。改善を求める側が冷静でいないと、相手に正当な要求として受け取ってもらえない。
仮に改善されていたとしてもそれに浴していてはならないし、冷静な気持ちは持続していなければならない。
マイナスの状態でもプラスの状態になっても周りの環境に左右されてはならないと思う。「自分がこの世の中で一番不幸だ!」なんて思ったら(つかの間、そんな思いになるのは仕方ないとして)、その後ずーーっと、そんなおもいに取り憑かれ続けたら、障害者であろうが健常者であろうが、その方はもう「アウト」だと思う。
満たされなくとも満たされていなくとも「淀む水はいずれ腐る」。

満たされること満たされないことに永続性はないし、満たされていない現状でも、さらに満たされない状態なるかも知れない。その逆も、その真ん中も、さまざまで自分を含めて全ては流動的で「常という常はない」し、「連続に連続性はない」ちゅうことです。はい






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読まずに死ねるか!! (書評)「日本の古代豪族100 水谷千秋 著 講談社現代新書」

2023年03月18日 17時31分51秒 | 読まずに死ねるか!(書籍紹介)
去年「NHK BSプレミアム 英雄たちの選択 継体天皇(大王)」の回ですっかり俄古代史ファンになってしまって、継体天皇陵/今城塚古墳(大阪 高槻市)にいってきたほどで、さらに大阪 枚方市にある「継体天皇樟葉宮跡伝承地(交野天神境内)」に行ってきたほどで、ずいぶんのめり込んでおります。
私自身も身辺も慌ただしくなってきて「聖地巡礼」に出かけるのが難しくなってきて「せめて本だけでも」と数冊買い込みました。その皮切りが本書になります。
「新書」ではあるのですが辞書的な面があって、著者もあとがきで書いていましたがご苦労が多かったようです。
なにせ100の豪族を「古事記・日本書紀」のみならず、「三国志」や「続日本紀(しょくにほんぎ)」その他多くの書籍をしらべたり、また以上の資料の信憑性は疑うべきものが多く、それぞれの記述を照らし合わせて、推理することも必要です。
まさに「労作」「力作」といえます。

まっ、読んでいて漢字が現代読みではないので私としては苦労しました…。



この本、読まずに死ねるか!


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日々是仏滅 「胆のう摘出手術してきました」

2023年03月12日 20時02分13秒 | 日日是佛滅
3月7日に入院、翌日手術、10日に退院させられました…。
「させられました…。」ということです。
最近は「胆のう摘出」といっても腹腔鏡手術で行われるので教科書的には「術後3~4日」ということになっています。
8日に手術があって11日くらいには退院が常道ということですが、私が医師に言ったのは「まだ痛みが続いている」「一人暮らしでフォローしてくれる人が居ない」ということをいいましたが、医師は「ここはホテルじゃない」「日にち薬だから」というばかりで話は進みませんでした。
「では、翌朝血液検査で異常がなければ退院にしましょう」と勝手に決められて、「まだ痛みが続いている」「一人暮らしでフォローしてくれる人が居ない」というのは血液検査で数値となって現れるわけではないので、なんともナンセンスな話です。
医者ってなんで患者に寄り添えないんだろう?
大学出の人間の発言とも思われません。
通常、ナースステーションに声を掛けてエレベーター前まで見送られて退院するのが常ですが体調が悪かったのと「声かけなくてもいいだろ」と思ったのでトボトボと退院してきました。
体調からいってもタクシーで帰ってもいいのですがバスを乗り継いで帰ってきました。
タクシー使っても1200円程なんですがね…。
苛ついていたので判断がおかしくなってしまったようです。

現在、自宅療養中です。術後一週間で仕事復帰というのが、これまた教科書的な話しのようですが、となると15日ということですが、私はもう少し間を取って15日の次の勤務日である17日復帰でお願いする予定です。

日給月給の人間には長期の休みは相当に痛手ですがしかたがありません。

医者のバカ!








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