
堀米薫さまの新刊はYAということで、楽しみながら読みました。
動物に関わる仕事がしたいと、竹雀農業高校へ進学した広瀬夢生。
入学式の日、牛に魅せられて「牛部」入部を決める。
同時に入部したおはぎと共に、片倉先生や愛先輩の指導を受けながら毎日乳牛の世話をする……
おはぎと一緒に背中にもたれた穏やかな乳牛・ナオが乳腺炎になり、乳牛として飼えなくなり屠畜場行く場面。
胸が詰まってしまった。
甘味噌を塗ったおにぎりに青じそをのせて油で焼いたおにぎりも美味しそう。
同志会乳牛コンテストや、全国大会の様子、圧巻だったし。
失恋した夢生が泣いていたとき、
「牛部の女子は、何かあると牛舎で泣いていくんだよ」と片倉先生。
ぐっときた。
YAのフィクションなんだけど、このリアリティはなんだろう。
牛と暮らしている堀米さまだから書ける物語だった。
私も堀米さまのように、自分だから書ける物語を書いていきたいな。
堀米薫さま、ますますのご活躍を!
昨日は休み明けじゃないのに小児科外来が大混雑。
近くの小学校で学級閉鎖も出ていて、感染性胃腸炎もたくさん。
思えば、12月の最後はいつもこんな忙しさだった。
今日もびよよよ〜〜ん (*^ __ ^*)
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