きょうはパソコン教室の日でした。
町内会長さんは、76歳をすぎていらっしゃるのに、プロフィール・・なんていう英語のスペルがすらすらと出てくる方で、その頭脳の明晰さには、敬服してしまいますが、私はアメリカ人と結婚して20年になろうというのに、「すみません、自己紹介にします」 とまったく英語ができない人間です。
東京の電車の中でのTVコマーシャル、このたびは、小栗さおりさんの「ダーリンは外国人」の本の紹介でした。
夫のトニーさんの(この方は言語学者さんかな)言動を、妻のさおりさんが漫画にして、シリーズ3冊目かな、1冊目はわたしも買って読んだのですが、日本語や習慣に反応する外国人の面白さと、異文化コミュニケーションが興味深くて、よく観察しているなあ・・と感心したのでした。
しかし、考えてみると、わたしにも似たようなことはよく起きていたわけで、外国人と暮らしていると、さまざまな気づきもあったのに、要するに発信能力の差が、東京の電車コマーシャルで本を売る人と、それを眺めて、”うちもこんなことあったよなあ” となるかの違いなんですよね。
ホームページのつくり方を教えていただきながら、自分の発信するものを探している自分の発信能力のなさ・・。嘆いているばかりではなく、持っているものをさらけ出す勇気かもしれないし、ミニコミ誌をつくっていた頃を思い出してがんばる気持ちをもつことかもしれないなあ・・・。
ちょっと気持ちを入れ替えたい気持ちになりました。