加代子のつぶやき

毎日の生活で思うこと

国家と暴力

2008-04-14 23:56:48 | Weblog

 個人で人を殺せば殺人罪ですが、国家が戦争や死刑の執行で人を殺しても殺人罪にはならない・・・。このことをずっと考えてきました。

 きのう買った萱野稔人さんの著書によれば、国家とはそのように暴力を独占している共同体なのだという。

 なるほど、疑問に思っていたのは、そんなはずはない・・との甘いというか非現実の考え方で、国家とはそのようなものなのだ。と肯定してしまえば、なんだそうだったのか・・となります。

 まだまだ、本は途中ですが、国家はやくざと同じだとか・・哲学者の本らしからぬわかりやすさです。