NHKの木曜日夜8時からのバッテリーというドラマを見ています。
原作は読んでいませんが、とても人気の本のようですね。主人公の男の子に見とれながら、きょうは中学の野球部で、「髪を切れ!」と言われ、承服できない主人公の意思の強さ・・、まわりと協調していくのか、自分を押し通すのか、気になるところです。
力を持っているものが一方的に「言う事を聞け」とばかりに、押し付けてくるのは、理不尽です。かつて、日本もとなりの国々に「言う事を聞け」の態度で侵略していきました。その国の一つである中国が今、チベットに対して同じように暴力で「 言う事を聞け!」とやっています。
自分のこころの中にも、例えば子ども達が小さかったころ、自分の言うようになってくれればいい・・と思っていたことがあって、思うようにならないと、怒りまくっていたこともあるわけで、今なら、「子どもは思いどおりにはならないものよ・・」なんて悟ったようなことを言えますが、過去はさんざんだった訳です。
お互いを認め合うことの大切さは、個人も国も同じです。
力を持つもの、権力を持つものが、力のないものに対して力ずくで納得させようとすることについて、わたしはとても敏感になっています。
中学生の野球部というドラマの中で繰り広げられる人間関係がこれからどうなっていくのか・・楽しみです。