加代子のつぶやき

毎日の生活で思うこと

力の乱用

2008-04-10 23:25:25 | Weblog

 NHKの木曜日夜8時からのバッテリーというドラマを見ています。
  原作は読んでいませんが、とても人気の本のようですね。主人公の男の子に見とれながら、きょうは中学の野球部で、「髪を切れ!」と言われ、承服できない主人公の意思の強さ・・、まわりと協調していくのか、自分を押し通すのか、気になるところです。

 力を持っているものが一方的に「言う事を聞け」とばかりに、押し付けてくるのは、理不尽です。かつて、日本もとなりの国々に「言う事を聞け」の態度で侵略していきました。その国の一つである中国が今、チベットに対して同じように暴力で「 言う事を聞け!」とやっています。

 自分のこころの中にも、例えば子ども達が小さかったころ、自分の言うようになってくれればいい・・と思っていたことがあって、思うようにならないと、怒りまくっていたこともあるわけで、今なら、「子どもは思いどおりにはならないものよ・・」なんて悟ったようなことを言えますが、過去はさんざんだった訳です。

 お互いを認め合うことの大切さは、個人も国も同じです。
  力を持つもの、権力を持つものが、力のないものに対して力ずくで納得させようとすることについて、わたしはとても敏感になっています。

 中学生の野球部というドラマの中で繰り広げられる人間関係がこれからどうなっていくのか・・楽しみです。


発信能力

2008-04-09 23:47:23 | Weblog

 きょうはパソコン教室の日でした。
   町内会長さんは、76歳をすぎていらっしゃるのに、プロフィール・・なんていう英語のスペルがすらすらと出てくる方で、その頭脳の明晰さには、敬服してしまいますが、私はアメリカ人と結婚して20年になろうというのに、「すみません、自己紹介にします」 とまったく英語ができない人間です。

 東京の電車の中でのTVコマーシャル、このたびは、小栗さおりさんの「ダーリンは外国人」の本の紹介でした。
  夫のトニーさんの(この方は言語学者さんかな)言動を、妻のさおりさんが漫画にして、シリーズ3冊目かな、1冊目はわたしも買って読んだのですが、日本語や習慣に反応する外国人の面白さと、異文化コミュニケーションが興味深くて、よく観察しているなあ・・と感心したのでした。

 しかし、考えてみると、わたしにも似たようなことはよく起きていたわけで、外国人と暮らしていると、さまざまな気づきもあったのに、要するに発信能力の差が、東京の電車コマーシャルで本を売る人と、それを眺めて、”うちもこんなことあったよなあ” となるかの違いなんですよね。

 ホームページのつくり方を教えていただきながら、自分の発信するものを探している自分の発信能力のなさ・・。嘆いているばかりではなく、持っているものをさらけ出す勇気かもしれないし、ミニコミ誌をつくっていた頃を思い出してがんばる気持ちをもつことかもしれないなあ・・・。
  ちょっと気持ちを入れ替えたい気持ちになりました。


分別しないゴミ

2008-04-08 23:02:08 | Weblog

 ちょっとご無沙汰をしました。
  4日の夜行で上京し、 昨日の娘の入学式に出席して、今朝、”あけぼの”で帰ってきました。
  夜行寝台は、ずいぶん久ぶりですが、寝心地は別として、なんか”旅”という感じでいいです。上野の13番ホームというのも、変わっていない気がしましたが・・。

 それにしても、娘の住んでいるところのゴミの分別は、大変です。燃えるゴミ、燃えないゴミ、プラスチック、びん・かん、資源ごみ、など・・、もうパンフレットと照らし合わせながらで、何かを捨てるたびに、「これはなんのゴミなんだろう?」が口癖になっていました。

 秋田市は巨額を投じて、(たしか270億ぐらいだった?)ゴミ焼却炉ではなく、溶融炉を建設したので、プラスチックでもガラスでも、なんでも溶かしてしまうのですから、楽と言えば楽ですが、そのコークス代もどれぐらいになっているものでしょうか・・・。

 当時、建設に関して、業者が急に変更になるなど、疑惑がもたれた首長さんも、今は県議会議員になっていますね。建設業者から女性にお金が動いたことなどもとりざたされていましたが、うやむやになっていたように思います。あの時はなんで市長を辞めたのでしたっけ?
    なにもかも飲み込んで、秋田市のゴミ溶融炉は燃え続けているのですね・・。
  
  
  


子育て支援

2008-04-03 23:53:12 | Weblog

 少子化時代、さまざまな子育て支援がなされています。行政が行うものもあれば、最近はNPOや手作りグループもたくさんあるようです。

  わたしも子ども達が小さかったころ、土崎南小学校の児童センターを利用して子育てサークルを10人ぐらいのお母さんたちとやっていました。その時、パンダ広場の出前がはじまり、秋田市内のサークルの交流会が開かれるようになり、その後子育てサポーター制度などができました。

 子育てをしている人の不安や悩みは少なくなったり解消されてきているのでしょうか・・。

 私自身、毎月熱を出し、幼稚園から行き渋る息子のことや、その後の子ども達の不登校など、今思うと、どうやって乗り越えてきたのだろうか・・と思えるほどですが、さまざまに友人知人から助けられ、支えられてきたんだなあと改めて思ったりしています。

 「アジェンダ」という冊子の 特集「少子化ニッポンの子育て事情 という記事を読みながら、ほんとうに欲しい人のところに欲しいサービスが届いているのかなあ・・と思います。子どもがいても、共働きでも、人間らしい生活ができるように、孤立しないで人と繋がる機会と、寛容な社会が必要です。

 私の子育ての悩みも不安も、まだまだ真っ最中ではありますが、子育て支援について、考えてみました。

 


春ですね

2008-04-02 23:48:36 | Weblog

 ホームページを作ろうとして、自分の中の発信の弱さを実感しています。
  なにをどう人に伝えたいのか・・。考える事は多々あるのですが、形にして文章にして
   パソコンの技術をともなってやっていく。

 挑戦する気構えがないとだめですね。  ブログは日々、思いのままに書いていますが、HPは情報としてなにかデータのようなものが作れないかなあ・・と考えているところですが・・。

 パソコンの前に座ってぼーっとして、1時間ぐらいが過ぎてしまいました。
  思考停止のようです。情けないです
  


えっ、冗談でしょ

2008-04-01 23:53:16 | Weblog

 えっ、冗談でしょう! とエイプリールフールと思えるようなニュースが、映画「靖国」の封切り中止 でした。
  日本の民主主義は死にました・・。もっとも、民主主義なんて見せ掛けだった・・と言えない事もないので微妙ですが、ここまで右翼の介入があからさまになるとは、驚愕です。自民党の衆議院議員が関与して、試写会をしたようですが、これはあきらかな検閲でしょう。助成金が使われた映画が政治的に中性かどうかなどと話をしているようですが、政治的に中性・・ということばは変です。政治的なことに中性もアルカリ性もない・・のです。全ては政治と関わっているし、文化も例外ではありません。

 わたしは映画「靖国」を是非見てみたいと思っています。おかげさまでいい宣伝になったかもしれませんね。

 右翼の人のほんとうの敵は、アメリカでしょ!。アメリカからの独立こそ、右翼の人が力を入れることじゃないでしょうか?ジェンダーフリーバッシングや靖国の映画より、アメリカの51番目の州と化した日本をなんとかしてほしいです。(右翼の人に頼むのも変ですね・・笑)

 今朝、後期高齢者医療保険の問題を「特ダネ」で見ていたら、「85歳まで入れます!アリコジャパン」のコマーシャルがすかさず入りました。アメリカの民間保険会社を儲けさすために、どれほど日本の医療制度がおかしくなっていることか・・。

 4月バカであってほしいような、ニュースばかりですが、ウソではなく現実ですね。
  ガソリンが25円下がって喜んでいますが、ほんの少し前まで、もっと安かったのです。戻っただけです~~。