恵方巻なるものは、2006年、石垣島を最初に離れる年の節分に知った。今のマックスバリュー石垣店で、たしか、290円か390円程度で買って食べた。以来、巻きずしが好きなので、毎年、節分の日に恵方を向きながら食べ続けてきたが、いつの間にか、3倍程度の経費をかけて、何種類かの巻きずしを購入している。1日でさばききれない寿司は、無残にも捨てられているとかや。
巻きずしなんか自分で作って年中食べればよし。今年は、マックスバリューのやいま店で購入したのをしおに、そのようなお店のもうけ話に乗せられての悪しき慣行はやめにしようと、言い聞かせた。(が、じつにおいしいマグロとアジを巻いたやつ)
ひるに、その恵方巻をたらふく頬張ったので、腹ごなしに今年の恵方である東北東の海岸に出て「きらクラ!」を聴きながら、鳥たちを撮影しに出かけたが、なんと、珍客のクロツラヘラサギ4羽が、その東北東の空より舞い降りてきた。てっきり、彼らは、砂地を漁る生き物だと思っていたが、シラサギたちと同じく身構えて小魚たちが満ち潮に乗ってやってくるのをじっと身構えているようだった。親子とも兄弟とも不明だったが、同じ真っ白な図体に、重そうなヘラのような長い黒いくちばしを一様に携えていた。不思議な面構えとくちばしのサギである。
全世界に、2000羽しか仲間がいないとも書かれているので、珍客の部類だろう。石垣島最後の年に出会えてよかった。「吉」である。この後、北朝鮮やロシア東北部に帰るらしい。いっぱい食べて元気に帰ってほしい。
来年もイオンの恵方巻を食べたら良いことあるかも、と心折れてしまった午後。
目の前に飛んできてくれた四羽。
あ!くちばしがヘラのようで顔が真っ黒
クロツラヘラサギくんではありませんか、ようこそ!
きみのお尻は黒くてかわいいね
お目目が赤いんですね
リーフの四羽は仲良さそう、親子か兄弟か、どこの帰るの?
浜の主役シロチドリ君たちも元気でした。
丸っこい体躯とうらはらに、俊敏に逃げていきました
キアシシギ君ですね
耳元が黒いからムナグロ君たちでしょうか
大空では、ミサゴ君も懸命に生きています