かぜねこ花鳥風月館

出会いの花鳥風月を心の中にとじこめる日記

はやぶさ2

2019-02-23 10:52:23 | 日記

 今日から明日にかけては、やや気温が下がり、最低気温は20℃を切って北風が吹いている。明日開催の石垣在住最後の大会石垣島オーシャンビュートレイルラン34kは、雨さえ降らなければ、心地よく完走できそうだ。平久保半島に放牧されている牛さんや馬くんたちにお別れの挨拶をしてこよう。

https://www.facebook.com/ishigaki.island.oceanviewtrailrunwalk

 

あのコース、この大会だけで、3回目、その他に友人と2~3回、海岸線を職場の仲間たちと1回、と少なからず歩いており、石垣島でもっとも好きな小道。私有地で、普段は歩いてはいけないと大会本部から知らされたあとは、この大会だけ歩くようになった。昨年のSTY以降トレイルランはすでに卒業しているが、歩いても帰ってこれる牧場道なので「思い出づくり」として汗を流してこよう。

片道2年半の旅をしていた「はやぶさ2」は、日本時刻、昨日の朝の8時前に、直径700m程度のサイコロ状の形をした小惑星リュウグウに数秒間の間だけ着陸してミッションたる生命誕生のなぞを探る有機物と水を含んだ岩石を採取したかとか。後、2回程度岩石採取に挑み、来年末には帰還してくるそうで、日本の科学者の技術と能力を信じてその時を待ちたい。

リュウグウのような大気もない荒涼とした石塊の惑星に生命に欠かせない炭素と水分なんてあるのだろうかと、科学に疎い者には全く想像さえもできないが、太陽ができたころから同じ太陽をくるくる回っているわれわれの地球と同じ惑星の仲間なのである。そう思うと、なにかしら石の塊にも愛着がわいてくる。炭素と水分があるだけでもう命があるといっていいのだろうか。

もしかしたらあのような惑星が地球に衝突したから、地球に生命が誕生したのではと科学者たちは考えているらしい。太陽の誕生から想像もつかない時間が経過しているのだが、その起源を探ろうと、今という今、ちっぽけなはやぶさ2が必死にミッションをこなしているかと思うと、今という今生きているオイラは、はやぶさ2も命ある物体であるような気がして、金属の塊にも愛着がわいてくる。ヒトによって作られ、ヒトによってコントロールされている物体だって命が宿っているといっていいのではないだろうか。

急に目の前のパソコンや、机の周囲の紙切れやコードの類も命ある物たちではないかと、哀切の思いがしてくる。

「ものを大事にしよう。」

 

http://www.hayabusa2.jaxa.jp/topics/20190221_TD1-L08E1_Schedule/

http://www.hayabusa2.jaxa.jp/topics/20180725je/index.html

 

2017年3月末にトキナーの古いレンズで撮影した銀河の中心=いて座方向。

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