かぜねこ花鳥風月館

出会いの花鳥風月を心の中にとじこめる日記

八重山地方に春の音

2019-02-15 04:31:36 | 日記

「白いはらをくねらして 窓辺のヤモリが小さな命を吸い込む わたくしという小さな命も そのように、空に吸い込まれる 春」

このような詩がわいてきた。灯りをつけた北東の窓の外には、冬の間どこかに隠れていたヤモリがいつの間にかやってきて、光に寄り添ってきたちいさな蛾を一瞬にして吸い込み、何事もなかったように次の獲物を待ちかまえる。窓を閉め切っているのに、カエルの声がけたたましい。カエルもヤモリも、ヒトでいうなら素っ裸のまま、いまだ天文薄明に程遠い朝を生きている。

締め切った室内の温度は、25℃、湿度75%、10日間天気予報をみても、もう朝に20度を下ることはない。日が射せば、25度を超える夏日となろう。八重山地方に、確実に春がやってきているのだ。浦内川には、はや聖紫花の花が開いていた。デイゴもまもなくだろう。

来週の、石垣島オーシャンビュートレイルランのイベントのほかにもう、イベント参加ないのだが、もう一度西表島に渡って、八重山ヒメボタルの乱舞の様子を撮影したいのだが、出没状況と天気の具合を見て、三月の初めに出かけよう

荷造り、不要物の売却、処分と、そろそろ動き出さねば・・、あとひと月余りとなった八重山の春は、汗ばみながら、音を立てるように過ぎるのだろう。

 

今朝、3:23に撮影したNHKコスミックヒーリングの天の川

(このような貼り付けも、今後違法となるのかしら)

 

 

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