言わなければよかったのに日記

 私が見たこと、聞いたこと、感じたこと、頭にきたこと・・・を(ありのまま)に伝えます。

また、利右衛門さんのことを

2015年10月07日 | 日記
 ずっと前に山江村誌で(利右衛門さん)の名前を見つけたことがありました。そのまま放っておいていました。今回の戸籍調べの続きで、探り始めたらわかったことがありました。
 
 利右衛門さんのことは「科代指杉檜帳」という古文書に出てきます。相良家文書(広島大学図書館蔵)です。
 『山田村郷侍 大平利右衛門  一、指杉三百本・・・』とあります。ネット等で調べたら、「科代」とは、森林犯罪者への刑罰として科せられる造林(弥右衛門さんの場合は杉300本を植え付けさせる罰)のことです。
 もうちょっと調べたら、「郷侍」・・・大平という名を名乗っているので(侍)ではあったようです。ところが、人吉藩では戸数の約3割が在郷の武士がいたそうです。(郷士)とか(郷侍)と呼ばれ、無禄で百姓同然の扱いだったとされています。そんな先祖だったということが分かりました。
 さて、利右衛門さんですが(山番人)のような役目だったのではと思います。(たぶん、近くの:管轄地の)『百姓喜兵衛さんが(許可をもらわずに)焼畑したのに』・・・その手続きを怠った罪を問われているようです。
 これを知った時に、子孫である私にも(ちゃんとしないクセ血が脈々と流れているな)と思いました。

 少しずつご先祖さんのことが分かって面白く思いました。

 今日の天気(

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