◇北海道meijiカップ 最終日(5日)◇札幌国際CC島松コース(北海道)◇6493yd(パー72)
通算13アンダーの2位に申ジエ(韓国)。通算12アンダーの3位に青木瀬令奈。
通算9アンダーの4位に藤本麻子と、7バーディ「65」で25位から浮上した
金田久美子が続いた。
通算8アンダーの6位にユン・チェヨン(韓国)。通算7アンダーの7位に穴井詩。
通算6アンダーの8位にイ・ミニョンとペ・ヒギョン(ともに韓国)がつけた。
9位からスタートした前年覇者の森田遥は「73」とし、通算3アンダーの16位。
同順位から出た地元・北海道出身の小祝さくらも「75」と落とし、通算1アンダー
の27位で終えた。〈ゴルフダイジェスト〉
<上位成績>
1/-15/福田真未
2/-13/申ジエ
3/-12/青木瀬令奈
4T/-9/金田久美子、藤本麻子
6/-8/ユン・チェヨン
7/-7/穴井詩
9位タイまで順位をあげていた小祝さくら選手でしたが、珍しく最終日に崩れる
という展開になってしまいました。
常に上位争いをしていたなら、一打のミスが調子を崩す要因となることもあるのは
仕方のないことです。
道内出身選手では菊地絵理香選手が22位タイに入りましたが、どうも道産子選手
にとって北海道で開催をされる大会は鬼門のようですね。
かって大場美智恵選手がこの大会前身の東洋水産レディスで優勝をした際に、札幌
廣済堂カントリークラブにギャラリーとして行った覚えがありますが、あの時以降
道内出身選手は勝利をものにしていません。
コースを知っていても島松の風とグリーンを攻略するのは、かなり難しいのですが
今大会は風も吹かず上位がスコアをどんどんと伸ばす展開(15アンダーは大会新)に
なりましたから、曲がらないショットを武器に福田選手が逃げ切ったのは「好天」に
恵まれた所為ではなかったでしょうか。
地元大会でスコアを落とした小祝選手には、再び難コースの小樽CCでニトリレディス
が待っています。
風が吹きラフが伸びた小樽CCは、距離があるだけに道内屈指の難コースですから、
ぜひ道産子選手にはこのコースを克服して好成績をあげて欲しいですね。
復活を期す藤田光里選手もプロとしての意地を発揮して、予選を通過をして上位を
目指して欲しいです。