◇NEC軽井沢72ゴルフトーナメント最終日(12日)◇軽井沢72ゴルフ北コース (長野県)◇6655yd(パー72)
初日から首位を独走していた黄アルム選手が、この日も5バーディ2ボギーの
「69」でプレーをして、2位の申ジエ選手に2打差をつけトータルスコア17アンダーで完全優勝を飾りました。
昨年までは僅か1勝の黄選手が、なぜ急激にリーダーボードの上位に名前が出るよう
になり、優勝争いをするようになったのかがミステリーでしたが、その理由は帯同
キャディーにあったようです。
好運の相棒ともいえるキャディは、アイルランド出身で韓国に住むシェーン・コマー
氏とのことですが、彼がバックを担ぐようになってからは、3戦2勝の活躍でまさに
グリーン上のベストパートナーと出会っての優勝と言えるでしょう。
かっては2015年LPGA米国ツアーの「アーカンソー選手権」でチェ・ナヨン選手
のバックを担ぎ優勝に導いた人のようですから、プロゴルファーにとって帯同キャ
ディの重要さを知らしめる話と言えます。
◆キャディのコマー氏と喜びを分かち合う黄アルム選手◆
一方、期待の小祝さくら選手は、思ったほどスコアは伸びずトータルスコア10アン
ダーの7位Tで試合を終えました。
今大会もベスト10に入り獲得賞金260万を加算してランキングも9位となりました
が、欲しいのは初優勝の栄誉です。
次々と同世代のライバルがあらわれてきますが、今はシングルランキングよりも、優
勝の二文字ではないかと思います。
◆最終日8アンダー「64」で回り3位に入った松田 鈴英選手◆
小祝選手と同世代の松田鈴英選手は、8バーディノーボギーでプレイをして、3位に
入り来季のシード権を確実なものとしました。
この選手も順調に育ったなら、人気もでるのは間違いないと思います。
要チェックの選手ですね。
◇メジャー最終戦◇全米プロゴルフ選手権 最終日(12日)◇ベルリーブCC(ミズーリ州)◇7316yd(パー70)
米国男子ツアーのメジャー最終戦の優勝はブルックス・ケプカ選手が、メジャー3勝
目をしました。
久々にメジャーに戻って来たタイガーに2打差をつけての優勝は、メジャーに強い男
として語り継がれるでしょう。
それにしても今大会には日本人選手は6人が参加しましたが、決勝に残ったのは松山、
池田、小平の3名のみでした。
なかでも松山英樹には昨年は優勝争いをしただけに、優勝の期待が集まりましたが、
終わってみれば最終日は4アンダーで回るもトータルスコアは4アンダーで、期待外
れの成績に終わったのは残念です。
なにかしらどんどんと「世界との距離」が広がるような気がする今大会でしたが、
果たして日本人選手がメジャー獲得というビッグニュースを、私が活きている間に
聞くことが出来るのでしょうか。
全米プロでの最上位は、1988年の大会における中島常幸選手の3位ですが、それに
並ぶ選手がお今までいないのですから、松山選手を筆頭とする若手には頑張って欲し
いですね。
◆復活の兆しが見えたタイガーですが....。◆
ティーショットのミスがなければ優勝を狙えたのに、肝心なところでのミスは全英
オープンにも見られました。
やはりケガの手術でのブランクと42歳という年齢のせいなのか、かっての自信に満ち
た「雰囲気」が失せていたのが気になります。
多分、あと2~3勝は出来るでしょうが、若手選手の躍進は目覚ましいだけに、今後
も大変ではないかと思いました。
来季のメジャーが取れるかどうかですね。
2018/08/12(日)第19回戦(ヤフオク)13勝6敗0分|観客数:37,954人
福岡ソフトバンク11-5北海道日本ハム
◆今日のヒーローは田中賢介選手でした◆
【勝利投手】松本裕(1勝0敗0S)【敗戦投手】高梨(5勝7敗0S)
【本】(日)アルシア 13号ソロ(1回・松本裕)
(ソ) 柳田 25号2ラン(1回・高梨)、上林 17号ソロ(3回・高梨)
中村晃 10号3ラン(3回・高梨)、松田宣 21号ソロ(4回・加藤)
デスパイネ 25号2ラン(5回・加藤)、松田宣 22号2ラン(5回・加藤)
後半追加点も”焼け石に水”でしたね。
このブログを読んでいる多くの方は、「プーさんキレたのでは?」と思いながら
読んでいるかも知れませんが、「あに図らんや」あれだけポカスカとHRを打た
れたら、かえって冷静になることを教わりました
それにしてもアルシアの二試合連続の13号ソロで先制をしながらの大量失点には
開いた口が閉まりませんでしたね。
◆アルシア選手にはHR以外のヒットが欲しい◆
それにしても高梨、加藤の昨年先発投手が、ともに3HRを打たれる試合は滅多
に見ることが出来ないでしょうね。
先発の高梨投手のホームラン病は、今季は終始不可能かも知れません。
本人も意気消沈し試合を壊した責任を感じているでしょうが、昨年までとは違い
自信の無さがマウンドさばきにも見て取れます。
しばらくはファームで「病を克服する治療」が必要でしょう。
そうでないと自信喪失から、マウンドに立てなくなるような気がします。
加藤をリリーフした玉井は名誉挽回の好投を見せましたね。
いつもこうだと首脳陣も安心をしてマウンドに送ることが出来るのですが。
この日は打線も大幅に変更をして、トップにコンちゃん2番には遥輝を起用しま
したが、この二人の起用も期待外れとなってしまいました。
また確実性に欠けるアルシアが3番も、1~2番が出塁が出来なければ、中田翔
がいくら頑張っても有効な打線にならなかったですね。
上位打線は駄目で下位打線は頑張ったこの試合ですが、ホーランでズド~ンと
大量点を重ねるSB打線には歯が立ちません。
やっぱり長打が打てる大田泰示や清宮が戻ってこなければ、今後も苦戦を強いら
れる気がします。
◆中田翔は2安打と頑張っていたのですが◆
◆賢介も2安打2得点とベテランの味を発揮していました◆
松本剛に替わってスタメンの浅間は5打数3安打2四球と一人気を吐いていました。
しばらくはスタメンでの出場が決まりではないかと。
問題は賢介の常にスタメンはやはり無理だと思うので、セカンドの定位置を誰に
任せるかになるでしょう。