〈昨日の結果〉
2018/08/05(日)第13回戦(メットライフ)7勝7敗0分|観客数:26,605人
埼玉西武 7-3 北海道日本ハム
【勝利投手】榎田 (8勝2敗0S)【セーブ】ヒース(3勝0敗2S)
【敗戦投手】高梨(5勝6敗0S)
【本】(日)アルシア 11号2ラン(2回・榎田)
(西)中村 14号3ラン(2回・高梨)、外崎 14号3ラン(5回・高梨)
3ランホームラン2発で負けた日ハムナインには、暑い中での3連戦ご苦労様と言いたいです。
コツコツと攻めて得点を重ねても、ホームランを打ってリードをしても、ホームランで逆転
をされるパターンはベンチには打つ手がありません。
とくに走者をためてのホームランは、味方の覇気をそぎ取ることになるので、ついに被本塁打
でトップに立った高梨投手は、ホームラン病克服の手段が必要でしょうね。
素人の私には、「どうしてこうまでチャンスでホームランを打たれてしまうのか?」は分り
ませんが、本人の精神状態に加えて「投球のリズム」が相手打者に合ってしまうことも一因
ではないかと思いました。
たとえばかって大谷選手が150キロを連発しながら、相手打者にストレートを狙われて、打
たれてしまったり、ダルビッシュ有投手が剛速球を投じても肝心なとこれで打たれて、敗戦
投手になってしまうことがありましたが、「間合いが相手打者と合ってしまう」ことが原因
と思われる試合があったと思います。
打者がいても、イチニッサン、イチニッサンと投げたなら、投手と打者のリズムは合致して
待っていましたとばかりに打たれるのは当たり前です。
相撲には「いなす」という言葉がありますが、相手の呼吸を外す行為が、高梨投手には必要
だと思います。
要するに「相手打者をじらす行為」ですが、とくに彼には走者への牽制球を増やし、投球も
ストレートの割合を減らすことですが、彼の場合には変化球のコントロールがイマイチ甘い
ので、カーブはコーナーに、フォークは絶対に低めに投げることを心掛けるべきでしょう。
またストレートには力があるのですから、オフにはストレートもツーシームとフォーシーム
を自分のものとする練習が必要では.....。
打高投低の時代を生き残るのに今のプロ野球の投手は、大変だと思いますが「自分に合った」
投球術を身に付けないと、プロの世界での生き残りは大変だと思うのですが。
まずは「投球のリズムを変える」ことで、ある程度はホームラン病から脱出が出来るのでは
ないかと思います。
首位西武との差は開きましたが、酷暑、残暑が残る埼玉でホームゲームを続ける西武にとり
これからが正念場になるでしょうね。
この夏の暑さの中、ドーム球場を本拠地とする日ハムとそうでない西武との後半戦は、圧倒
的に日ハムが有利だと私は思います。
ホームでの取りこぼしがなければ、首位との3.5ゲーム差はあっという間に縮まるでしょう。
かなり混戦模様となっても、今季最終の3連戦は札幌ドームでの試合となっていますから、
首位とのゲーム差が開かなければ、優勝の芽は十分にあるでしょう。
そのころまでに清宮選手が活躍を見せていたなら、面白いですね。