誕生日の花、俳句など

毎日が日曜日の私が、その日、その日の出来事や、世間話のなかで、悲憤慷慨何でもあり、想いのままを、書き撲ています

ドイツアヤメ

2013-05-13 07:14:50 | 日記
ドイツアヤメ(ジャーマンアイリス;アヤメ科)花言葉は、虹の使者、素晴らしい出会い。「菖蒲」と書き、サトイモ科の菖蒲と古くから混同されたが、花姿が全く異なる。江戸時代に「あやめ」と「しょうぶ」と呼び分けるようになった。また花姿や開花時期が似ているので杜若と花菖蒲などとも混同されてきた。これを区別するのは生えている場所である。水草の杜若は水の中、水陸どちらでも咲く花菖蒲は水辺、あやめは陸草なので普通の畑地に生える。あやめは草丈30~50cm。葉は剣状線形で葉幅が狭い。花菖蒲は中肋があるので区別ができる。5月、紫や白などの優美な花が咲く、外側の花弁は垂れ下がり、基部に黄と紫の網目があって虎斑模様をなしている。これが「あやめ」の語源である。内側の花弁3個は細長く直立する。中国名「渓菰」「花あやめ」は古名。「一人立ち一人かゞめるあやめかな 野村泊月」「野あやめの離れては濃く群れては淡し 水原秋桜子」アヤメの句はほかにも20句ほどあるが、ドイツアヤメの句は見られない。(あやめ咲く 今朝は雨ふり 曇リ空 ケイスケ)