誕生日の花、俳句など

毎日が日曜日の私が、その日、その日の出来事や、世間話のなかで、悲憤慷慨何でもあり、想いのままを、書き撲ています

訃報

2013-05-21 18:47:47 | 日記
今日石竹のブログで紹介した「星野麦丘人氏」は20日肺炎で死去された。と夕刊で報道された。本名星野重蔵88歳。石田波郷氏に師事し、1986年から「鶴」を主宰。2010年句集「小椿巨」で詩歌文学賞を受賞した。読売新聞夕刊より。

セキチク

2013-05-21 06:17:00 | 日記
セキチク;石竹;唐撫子;常夏。ナデシコ科の多年草。花言葉は女性の美。『万葉衆』にもその名があるように古くから栽培されているが、中国原産なで「唐撫子」と呼ばれている。花壇用の花で、草丈20cm、径3~5cmの五弁花が株を覆うように密につく。開花期は4~5月、花色は赤、桃、白など。「常夏」は石竹から改良された品種群で江戸時代に流行したようだが、現在はほとんど残っていない。代わって種間雑種がダイアンサスや撫子の名で出回る。四季咲き性のある品種が多く、こちらのほうが花壇でよく見る。◎硬い名前だがつつましい中に華やかさのある花である。俳句には、屈んで眺める花らしく、低めの視線が感じられる。「石竹の揺れ合う丈の揃ひたる 上野さち子」「石竹を君の娶りの花と挿し 星野麦丘人」「石竹や美少女なりし泣きぼくろ 倉橋羊村」「石竹や紙燭して見る露の玉 許 六」「常夏に水浅々と流けり 松瀬青々」。 (常夏の 野に群がりし 唐撫子 ケイスケ)