誕生日の花、俳句など

毎日が日曜日の私が、その日、その日の出来事や、世間話のなかで、悲憤慷慨何でもあり、想いのままを、書き撲ています

ヒヤシンス

2014-03-27 06:25:39 | 日記

ヒヤシンス;風信子(ユリ科)花言葉は、控えめな恋、悲哀。地中海沿岸原産の球根植物の花。剣状の葉が根元から数枚出て、その中心から花茎が直立し、一重または八重のはなが多数の鈴をつけたように総状に咲く。花色も赤.桃.白.紫.青.黄色と豊富。ヨーロッパで品種改良が盛んに行われ、日本には江戸末期に渡来した。「みごもりてさびしき妻やヒヤシンス 瀧 春一」「銀河系のとある酒場のヒヤシンス 橋 石」「室蘭や雪ふる窓のヒヤシンス 渡辺白泉」「水にじむごとく夜が来てヒヤシンス 岡本 眸」「園丁や胸に抱き來しヒヤシンス 島村 元」「ヒヤシンス医師の前なる廻り椅子 三尾箕山」。ギリシャ神話では、この花は美しい少年ヒヤキントの生まれかわり。ある日ヒヤキントスが太陽の神アポロと円盤投げをしていると、ふたりに嫉妬した西風ゼフィルスが強風を吹かせ、円盤は少年の頭の額にあたってしまいました。このとき流れた少年の血のなかから生まれた紫色の美しい花、それがヒヤシンス。華やぎとともにそこはかとない寂しさのある、魅力的な花です。(悲しさを 抑えて咲くや 風信子 ケイスケ)