誕生日の花、俳句など

毎日が日曜日の私が、その日、その日の出来事や、世間話のなかで、悲憤慷慨何でもあり、想いのままを、書き撲ています

(続)菜種梅雨

2015-02-03 07:42:27 | 日記
「幻に建つ都府楼や菜種梅雨 野村喜舟」「包丁を研ぎにほわせて菜種梅雨 長谷川浪々子」「鯉痩せてしづかに浮かぶ菜種梅雨 福田甲子雄」「炊き上がる飯に光りや菜種梅雨 中嶋秀子」。

アブラナ

2015-02-03 06:48:28 | 日記
アブラナ;油菜;菜種の花。(アブラナ科)花言葉は、すべてを君に捧げる。黄色四弁の二年草。種から種油を採る為広く栽培され「菜種の花」の称号もある。暖かい地方では2月ごろから、普通は四月に入ってから畑一面に黄金を延べたように咲き匂う。従って、この花は一茎一花を詠む例は少なく、畑一面に咲き満ちた景色が多く詠まれる。千葉県の郷土の花に選ばれており、京都の花菜漬は、この花と葉とをそのまま塩漬にしたものである。「菜の花や月は東に日は西に 与謝蕪村」「近江路や湖よりひき花菜畑 鈴鹿野風呂」「べたべたに田も菜も照りみだる 水原秋桜子」「菜の花といふ平凡を愛しけり 富安風生」「菜の花や燈台にある明り窓 山口風堂」「家々や菜の花色の灯をともし 木下夕爾}「菜の花の夕映えの顔物を言う 中村草田男}「一刷の魞降り残す菜種梅雨 梅原黄鶴子」。(菜種梅雨 故郷一国晴れにけり ケイスケ)