カンボケ;木瓜(バラ科｝花言葉は、熱情。中国原産で、落葉低木で、庭園ン度に栽培される。樹高２ｍ位で枝には、刺がある。4月ごろ葉にさきだって五弁花を開く。濃い朱紅色の緋木瓜が代表品種であるが、「白木瓜」、白色と紅色の混った（更紗木瓜」、大輪の「広東木瓜」など色々の種類がある。「草木瓜」は、山野の陽地に自生する高さ５０ｃｍ位の木瓜の一種で、木瓜に似た赤色五弁の花をつつましく開く。「樝子の花」とも呼ばれる。「花木瓜や土をおろがむ仏達 長谷川かな女」「木瓜莟む朝日や妻の前身に 千代田葛彦」「尺鮒の魚拓かかげて木瓜の鉢 滝 春一」「木瓜咲けり続く蕾もかぎりなく岩城のり子」「木瓜」燃えて真昼愁ふることもなし 相馬遷子」「土ふかくしどみは花をちりばめぬ 軽部鳥頭子」「木瓜紅く田舎の午後のつづくなる 橋本多佳子」「草木瓜の咲き入るままに氷室朽つ 馬場移公子」。同属に緋木瓜、白木瓜、花木瓜、広東木瓜」「草木瓜」がある。（街角の 緋木瓜咲ききて 春を呼ぶ ケイスケ)