カンシネラギク;クリサンセラム;バルトサム(キク科)花言葉は、清純。秋に開花期を迎える普通の菊に対して、年末ころの冷気のなか、凛とした姿の寒菊は格別のおもむきがあり、短歌、俳句にとりあげられている。寒菊は野菊の一つに数えられる油菊の一変種。日当たりのいい山麓なとに自生する多年草。霜にあつても傷まない。しかし時期的にこのころ温室栽培された菊も広い意味にこの中に含まれる。「寒菊や粉雪のかかる臼の端 芭 蕉」「寒菊のくれなゐふかく昃りけり 金尾梅の門」「冬菊のまとふはおのが光のみ 水原秋桜子」「寒菊にかりそめの日かげり果つ 中村汀女」「寒菊の母のやうなる見舞妻 石田波郷」「寒菊の捨てむとすれば匂ふなり 樋笠 文」。(寒菊の 色定まりて 夕霞 ケイスケ)