誕生日の花、俳句など

毎日が日曜日の私が、その日、その日の出来事や、世間話のなかで、悲憤慷慨何でもあり、想いのままを、書き撲ています

2015-12-17 20:44:35 | 日記
雪は雪月花のひとつ。春の花、秋の月とともに日本の四季を彩る美しいものの代表とされた。この花と月と雪は「美しい」というほかにいくつかの共通点がある。ひとつは時の流れとともに移ろい、消滅してしまうこと。花は散り、月は欠け、雪は溶ける。日本人は永遠不滅のものに美を見出さず、このような時とともに失われてゆくものこそ美しいと感じた。どれも未来における再生の約束だった。この再生の約束が日本人の心に安らかなものをもたらしている。「長々と横たふ雪のつつみかな 才 麿」「馬をさへながむる雪の朝哉 芭 蕉」「我雪とおもへばかろし笠の上 其 角」「応々といへど敲くや雪の門 去 來」「引きすてし車の数よ夜の雪 白 雄」「是がまあつひの栖か雪五尺 一 茶」「いくたびも浮きの深さを尋ねけり 正岡子規」「雪片のつれ立ちてくる深空かな 高野素十」「降る雪や明治は遠くなりにけり 中村草田男」。早くも裏日本~北陸~東北~北海道と初雪の便り、待っていたスキー場にも積雪の便り、本格的な冬の到来である。(待ちわびし スキー仲間の 笑い顔 ケイスケ)

ビワ

2015-12-17 07:43:08 | 日記
ビワ(バラ科)花言葉は、ひそやかな告白。温和。常緑高木。温暖な土地に適している。葉は長い楕円形で厚く堅く、裏面は褐色の毛が密生している。花は11月ごろ咲き、小さな青い実が冬を越す。春になると袋かけし、6月ごろ小さい鶏卵くらいになった実は熟して、淡いオレンジ色となる。表面に薄いうぶ毛があり、うるんだ色に見える。果実を割ると、光沢のある茶色の大きな種子が、二三個抱き合うようにはいっている。栽培品種の中では長崎県の茂木枇杷、千葉の田中枇杷、四国の楠枇杷が優れている。「やはらかき紙につつまれ枇杷のあり 後藤 梵」「枇杷の実に日の照りかげり風の中 森 澄雄」灯や明し独り浴後の枇杷剥げば 石塚友二」「山の枇杷熟れぬ鴉に知れぬよう 殿村菟絲子」「すさまじき油彩の海で皿に枇杷 山田文男」「船室の明るさに枇杷の種のこす 横山白虹」。(門前に枇杷の実なるも他人ごと ケイスケ)