明日は大晦日。年越しの準備も済んで、新年を迎えるだけである。来年3月18日が来れば86歳。今後の目標は東京オリンピック(2回目)を愉しんで迎えの来る日まで頑張ろう。
ベニベンケイソウ;カランコエ(ベンケイソウ科)花言葉は、幸福を告げる。全体が無毛で多抜肉質の多年草。朝鮮、中国原産の帰化植物。都市近郊の石垣や崖地、河原などに生える。花をつけない茎は匍匐する。花茎は斜上し、長さ10~20㎝で、紅色を帯びる。葉は3枚ずつ輪生し、倒披針形で長さ1.5~3」㎝、幅3~8㎜、花序は傘形に広がり、黄色で5弁の花を15から50個つける。萼片は5個で線状披針形。葯は長楕円形で橙赤色。雌しべは5個で離生し、ほとんど直立する。一般に種子は出来ない。花期6~7月。この花はアフリカ南部、マダカスカル島、アラビア、インド、マレー半島、中国などに分布する。ベンケイソウ科の多肉植物である。花は集散花序をなし、5枚のいくらかそり返った厚ぼったい花序を星状に開き、なかなか美しい。和名はないがしいてつければハナベンケイソウ(花弁慶草)ともいうべきものであろう。園芸品としてのカランコエは、ドイツで育種されたもので、学名をカランコエ.プロスフェルディアナという。属名の由来は判然としていない。カランコエは草丈の高い切り花用と草丈の低い矮性の鉢物用とがあり、花色には深赤色、赤色、朱色、黄色、白など。葉も多肉質で、姿が面白く観葉植物としての価値がある。ベンケイソウという名は、この草がなかなか枯れにくく、きわめて強健なので弁慶になぞらえたものである。古歌などに詠まれている。ミセバヤ、別名タマノオなどは、セ―ドム属に属する。『みせばやな雄島の海女の袖だにも濡れにぞ濡れし色はかわらず 殷富門院大輔』『玉の緒よえ絶なば絶えね長らへばえね長へば忍ることのよわりもぞする 式子内親王』(カランコエ幸せ告げえよ吾が身にも ケイスケ)