誕生日の花、俳句など

毎日が日曜日の私が、その日、その日の出来事や、世間話のなかで、悲憤慷慨何でもあり、想いのままを、書き撲ています

柚子

2015-12-23 05:35:08 | 日記
柚子(ミカン科)花言葉は、健康美。常緑小高木の実で、外皮に凹凸がある、黄熟したものは独特の芳香と酸あ味が好まれる。果皮は吸い物に浮かせたりて香りを楽しみ、果肉は搾って酸味料とする。「柚子すべてとりたるあとの月よかな 大井雅人」「鈴のごと星鳴る買物籠に柚子 岡本 眸」「柚子摘むと山気に鋏入るるかな 大橋敦子」「ことごとく暮れたる柚子をもぎくれぬ 市村究一郎」「柚子の空はがねのごとくひびきけり 小宅容義」「柚子の香の動いてきたる出荷かな 西山 睦」「柚子を摘む人の数だけ梯子立つ 川水章」「柚子の実に飛行機雲のあたらしき 石田郷子」「木守柚子一つ灯りて賢治の居 松本澄江」「崎ゆけば柚子たわゝなり家あ毎に 水原秋桜子」「日のあたる柚子を見てゐる夫婦かな 長谷川双魚」「柚子の香や夢と思いて働く人 永田耕衣」「ころがりて柚子のあかるき落葉かな 金尾梅の門」「充ちくるは親しし白波柚子の上に 藤田湘子」「走り柚子小さき枝の葉の中に 篠原 梵」「子の置きし柚子に灯のつく机かな 飴山 実」「柚子山の黄を集めあり柚子の籠 殿村菟絲子」。我が家の柚子の木あまり高木ではないが、可成りの量の実が採れた。湯舟に浮かべたり、惣菜に利用し、今朝は柚子ずくしとなる。(柚子をうきとめてをる虚空かな けいすけ)