初雪関東地方にも今日は初雪の傾向あり、現在三鷹市では、雨が降っているが、関東の北部の山岳地帯では初雪が降っているようだ。例年の初雪の実情不明なるも、初霜から初雪の過程を経過したのは、いつだろうか?空気中の水蒸気がそのまま凍り、屋外の建造物や地表などに付着する水昌。気温が低くよく晴れた夜に多い。夜が明けると一面に白く輝き、日が高くなるにっれ、熔けて雫となる。青女は、霜.雪をふらすという女神で、転じて霜の異称となった。昨年は2~3日雪かきをした覚えがある。はたして今年の降雪の傾向は如何なものか?「初雪や水仙の葉の携むまで 芭 蕉」「初雪や真葛の枯葉降りつたふ 青 羅」「うしろより初雪降れり夜の街 前田普羅」「初雪の忽ち松に積りけり 日野草城」「命ありて見る初雪の新しや 樋笠 文」「初雪や仏と少し昼の酒 星野 椿」。(降る雪や昭和は遠くなりにけり ケイスケ)
寒桜(バラ科)花言葉は、気まぐれ。冬季に咲く種類の桜。寒桜は鹿児島.沖縄地方で栽培されていた緋寒桜のことで、寒緋桜ともいわれる。冬桜は山桜と富士桜の雑種といわれ、12月頃花を開く。群馬県藤岡市の桜山公園の冬桜は天然記念物に指定されて、一斉に花を付ける。寒桜と冬桜は本来別種のものであるが、俳句では冬に咲く桜として両者を寒桜.冬桜と呼ぶことが慣用になっている。「山の日は鏡のごとし寒桜 高浜虚子」「寒桜交り淡くして長し 古賀まり子」「雨雫よりひそやかに寒桜
稲畑汀子」「うつし世のものとしもなし冬桜 鈴木花蓑」「今日ありと思ふ余命の冬桜 中村苑子」「母癒えて言葉すくなや冬桜 岡田日郎」「月の出に風をさまりぬ冬桜 茂 恵一郎」「痛さうに空晴れてをり冬さくら 黛 執」「水音のそこだけ消えて冬桜 清水衣子」「ひとゆれに消ゆる色とも冬ざくら 平子公一」「月光の玉くだけ散る寒ざくら 石原八束」「白粥の日数のなかの寒ざくら 鷲谷七菜子」。(開かんとしてけふもあり冬桜 ケイスケ)