誕生日の花、俳句など

毎日が日曜日の私が、その日、その日の出来事や、世間話のなかで、悲憤慷慨何でもあり、想いのままを、書き撲ています

姫小百合

2016-06-23 07:03:39 | 誕生日の花ケイスケ日記
姫小百合(ユリ科)花言葉は、飾らぬ美。百合はユリ科ユリ属の総称。「ゆり」は「揺り」の意で、大きな風に揺れ動く事野に由来。「百合」の字は、球根数十個の鱗片でできていつルので、「百合合成」の五mkである。『万葉集』には、「由利」「百合」「由利」「佐百理」「佐由理」などと表記されている。日本には美しい百合が数多く自生するが、どれも(鱗茎)から芽を出し、笹の葉に似た葉をご互生。花は六弁の漏斗状で、芳香を放つ。園芸品集も多く、切ば花一年中出回るが、花壇などにも植えられる。「山百合」は各地の山林や林縁や傾斜地などの自生する。開花は6~7月、径20㎝以上の大輪白花で(別名為朝百合)」はその変種で径30㎝にもなる。山野に多いい「笹百合」は6~7に開花の桃や白花。「鬼百合」や「小鬼百合」は7月に橙赤色の花を多数つける。鬼百合は葉の脇に珠芽(むかご)をつけ、これでも繁殖する。小鬼百合は百合根を食用とする。純白の花をつける「鉄砲百合」は欧米の人々を魅了した花。明治の頃から球根が大量に輸出されれた。ほかに「透百合」「鹿の子百合」「姫百合」などもある。●山野で見る山百合や笹百合の清しさ、鬼百合の野趣、花束にされるカサブランカの風格など、種や品種によって趣が異なる。だがいずれも、きりりと咲く姿から、純粋で、一途な思いなどが託された句が多い。「くもの糸一すじよぎる百合の前 高野素十」「百合の芯皆りんりんとふるひけり 川端芽舎}「谷風や花百合そ向きそ向きして 河野青畝」「食卓の行くへ老いにけり 永田耕衣」「食卓の鉄報百合は素つぽをむく 加倉井秋を」「神の声湧くごと森のとよこ車百合 加藤千世子」「生家なほ三里山中百合涼し 宇佐美魚目」「百合の春はげしく襲ひ来る椅子に 稲畑汀子」「断崖の百合に日暮れの風移る 河野友人」「指指してわがものとする崖の百合 橋本美代子」「山霧の引きゆく迅さ小鬼百合 星野恒彦」「百合咲いて昼をしずかに富む家ぞ 島谷征良」「たくさんの百合添えて̪死を頂戴す 正木裕子」「風の百合ぶつかりそうでぶつからぬ 清原和男」「瓶に刺す百合は雷鳴のおとうと 四ッ谷竜」「笹百合の結界に香を放ちけり 大野今朝子」「尼寺や喉仏蔵と百合ひらく 木村日出夫」「告別ミサ百合は異端の匂ひもつ 今村潤子」「百合の花家ひろびろと香りけり 黒柳昌子」「ふれもせでゆりくずれたり沖縄忌 丹波恵美子」。(軒先に姫小百合咲く雨近し ケイスケ)。