ここ数年、野菜事情が変わってきたのかなと思うことがある。
地元の旬菜館に行くと、今まで見たこともない野菜が置いてあることがあって、珍しもの好きのわたしには見逃せない。でも詳しい料理法が展示されていればそれを見て帰るのだけど、それがないときはちょっと不安。後でネットで検索するのだけどね。それでもどう処理してどんな料理にできるのか、しかも味はどうなのかって疑問が残る。
そんな初めての食材の中で、わたしがずっと始めてから買っているのがヤーコン。
最初に買ったときはそのどことなく残るヤーコンの味になじめなかったけど、食べ続けているうちになんともいい感じに。
ヤーコンはわたしが好きな食材になっていった。母はというと、噛み心地からいうとどうかなと思うけど。それでも甘みを加えなくてもヤーコン自身が持っている自然の甘みがとてもいい。
炒めてもシャキシャキ感は残るし、それ自体でもその他の食材を入れてもどちらもいける。
ヤーコンもそうだし、知らなかった野菜が店頭に置いてあると興味津々で、ちょっとした冒険? を味わっている気分になる。
どこか知らない場所で生まれたそのものに出会った楽しみというか。
そんな不思議な野菜が最近は多いなあと思う。育てる農家さんが増えたということは、冒険家が増えたってことだろうね。まだ量的には多くなくても少しでも市場にだそうと思う農家の方がいるということに嬉しさを覚える。
未知のものにトライできる機会を与えてくれているということだから。
ヤーコンは数年前にはもっと未知の食材だった。でもだんだんその存在を表していった。
その他にも農家直売所で知り合えた食材はたくさん有る。
それは嬉しい瞬間がたくさんあるったということの現われだ。
今、望んでいるのは赤ネギ。赤ネギに出会えないかなと思っている。前に食べた感動がまだ残っていて、旬菜館に出されていないかと目を皿のようにしているわたしだ。といっても行く時間が遅いので他の食材ともどもすでに無い状態なのだけどね。赤ネギ、食べた~い♪
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画像はヤーコンとニンジン炒め煮
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