心の色を探して

自分探しの日々 つまづいたり、奮起したり。
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行いは

2017年11月08日 | ほんのすこし
「行いは円を描く。良かったかどうかなんて誰も分からない」

録画していた古いドラマだった。
サスペンスで、主人公とは違う方のお父様、声が出ないので筆談でした。
その方が最後に主人公の手を開かせて、その手に書いた文字でした。

なんだろう。
ドキッとしたのです。
行いがそのまま巡り巡って自分に帰ってくる・・・そんなことを考えて行動していたかしらと。

今、目の前にある現実をどうやり過ごしたらいいのかということだけに頭がむいていて、それが一段落したらそれでいいと思っていたような。
私って矮小だなあ。
でも、きっとずっと前からこれがわたしだったんだなあ。

そんなかなり寂しい気分ではあったものの、この言葉を聞いた瞬間、あれ、まだいける? 自分が自分の行いを考えて行動したらまだいける?って。思っちゃったんだよね~。
誘惑の言葉(笑)
でも、なんだか嬉しい言葉。

これから何年の自分が待っているのかわからないけど、自分に恥じないような未来を作るために今の自分がいる。
そう思ったら、今日の自分がちょっと・・・
だから反省して明日に。明日はもっと自分に満足できるように過ごそう♪



優しい味に飢えていたのかな

2017年11月08日 | ほんのすこし
最近、ルイボスティとか。
これもそう。
紅茶なんだけど、「和紅茶柚子」MINTON製。
生協の宅配で見つけて早速購入した。パッケージからわたし好み。

毎朝インスタント珈琲をいれ、ミルクを後から注ぐ。それの繰り返しだったけど。
最近、すごく朝の調子が悪い。だからなのか珈琲じゃなくて、こんなゆずの香りがする紅茶とかルイボスティを入れている。
それがまた体になじんでいく気がしてね。
午前中はすごく体も気持ちもどっしりと空間に根を張ったみたいに動けない。

きっと今は休まなくてはならないのだろう。
食事も少なめにしたほうがいいみたい。沢山食べると胃がもたれる(これは当たり前だ!)。
朝からばりばり生野菜を食べていたけど、それもなんだか気乗りがせず。今朝は前に柔らかく煮込んだ白菜のミルク煮を食べた。胃に優しい味だ。
くたくたと煮込むのに時間がかかったけど、かかった分だけ優しい時間があったなあ。

寒くなるとこうした煮込み料理が食べたくなる。
季節の移り変わりは空だけじゃないね。
食卓にのぼる料理もまた変化していく。それが自然なんだなと思う。人それぞれで食べる習慣は違っていて、好みも違っていて、でも日本という四季がはっきりしている土地では季節ごとの食べ方とか食べ物がすごく体とマッチしたものがあるなと感じる。
地元のきりたんぽ、これもまたこれからの季節に必ず登場する。その家ごとの味があるというが、核家族になってきた今ではそれも画一された味になっている部分もあるだろう。昔ながらのお年寄りから受け継いだ味を守っている家というのも少なくなっているのではないかなあ。
逆にきりたんぽ鍋ではなくたんぽを新しい素材として扱う料理方法とか、考え出されたり。それは昔からの料理を否定するわけではなくあくまでもたんぽの可能性を探す、というスタンスなのだろう。
ちょっと前まではきりたんぽは鍋か味噌つけたんぽってだけだったのにね。
変われば変わるものだ。
それが良い方向に行くのかどうかは今ここに住む自分たち、そして食べてくれるお客様次第。
郷土料理、ずっと残っていくためにどんな道があるのだろう・・・

そういえば、まだ新米のきりたんぽ鍋を今年は食べていなかった。だまこ鍋は食べたけどね。
鍋はいいね。
お腹が温まるし、体全体にネギとか野菜がじんじん沁みていく気がする。
優しいのは野菜なのかなあ。

こんな感じで最近のわたしは優しさに飢えているみたい。