渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

本日の週末研究会

2022年11月12日 | open
 

自分で下地処理して、自分でクリ
塗って、自分で糸巻きをした
リペアキュー。

購入時に先角についていた深い切

み疵も完璧に除去して、タップ
も自分で手作業で交換。


本ハギ四剣。トラディショナル。

 
いい味出してる。
 
本日の研究会は青い瞳のステラ
使った。
交換したタップも締まって、快調。
ベラボーに調子が良い。
最初手こずった新ラシャ合わせも
把握できて、入れまくりの出し
くりなのである。
 
スキューンという快音がするキュー
は使っていて気持ちいい。
サウンド大切。
本日、研究会は4時間で切り上げ。

マイキュー

2022年11月12日 | open



久しぶりにこれを使ってあげたい
気もする。This is マイキュー。
It's made by me.



日本語英語って変なの多くて、
プライベートキューの事を
マイキューとか言う人いるで
しょ?自分のではなくても。
人に対しても「それマイキュー
ですか?」とか。
あれは一体どこからそのような
しどい間違いが始まったのだろう。
ボウリングあたりからだったり
して。
マイボール、マイシューズとか
あたりから。

A「それマイキューですか?」
B「違います。マイキューです」
A「だから、マイキューですよね」
B「いえ、これはマイキューです」

って、話通じへんぞ!(笑
まるであれだ。

A「あの犬、ちゃうちゃう、ちゃう?」
B「ちゃうちゃう」
A「ちゃうちゃうやろ?」
B「ちゃうちゃう」
A「どっちやねんな!」

てなやつ。
変な日本語英語マイキュー、マイカー。


吹き替え演技 映画『道頓堀川』(1982年)

2022年11月12日 | open


『道頓堀川』(1982)

TADのようなキューで単独ジャンプ
ボールを練習するビリヤード紅白の
女店主玉田ゆき(加賀まりこ)。

この実際のプレーは別人の吹き替え。

エンドゴムが異なるので、TADでは
ない。アメリカン・アダムカスタム
の四剣だろう。

この映画、ビリヤードシーンでは

使っているキューの先角が象牙
なのでやたら良い音がしている。
ハスラー渡辺(渡瀬恒彦)のキュー
も、武内政夫(佐藤浩市)のキュー
も、どれもがキンキン、クォンと
澄んだ高音を奏でている。

本作品のビリヤード場はすべて
松竹スタジオのセット。
臨場感あり過ぎで、すっかり本物
のビリヤード場でのロケかと思って
しまった。映画製作者のスタッフ
さんたち凄い。

加賀まりこのビリヤードプレーの
吹き替えを演じた人はこの人。

古波蔵紀都美(ひとみ)プロ(この
画像は1988年)。


美人人妻プロだった。
プロポーション、背格好が加賀

まりこに似ているとの事で吹き
替え役に抜擢された。


これは1988年時。1987年プロ登録。
という事は、1982年時の映画撮影
時点ではアマチュアという事だ。
関西のトップ女子アマだった。
1986年に日本女子アマ第一位。





武内(山崎努)と政夫(佐藤
浩市)と邦彦(真田広之)が
揃うシーンではさらに別な女優
さんが加賀まりこの玉田
ゆきの
代役で映っている。

たぶん、四人同時のスケジュール
が取れなかったのだろう。
編集により、加賀まりこ単独
撮影のカットも繋げて、その場
にいる
ような描写にしている。

邦彦(真田広之)は、まち子(松坂

慶子)と暮らす事をビリヤード
紅白にいる武内(山崎努)に報告
する。
そこに東京のプロの大会から帰っ
て来た政夫(佐藤浩市)がやって
くる。




この時の玉田ゆき役を演じている
のは加賀まりこさんでも古波蔵
プロでもない。


1982年当時の原田知世に似ている
人が加賀まりこの吹き替え
をして
いる。

そして、先ほどまでジャンプを
練習していたキューではない。
という事は、この茶色の革ジャン

の後ろ姿も佐藤浩市本人ではない
可能性が高い。
各シーンで、相当編集カットで
繋いでいる事が窺えるからだ。
このシーンカットは、山崎努と

真田広之しかスケジュールが
取れなかったのではなかろうか。

壮絶な血塗られた親子の過去と
宿命を知り、泣き
くずれる玉田
ゆき(加賀まりこ)。


この加賀まりこ本人が書いたスコア
の数字は
吹き替えの演技の女性が
書いた数字と字体
が違っている。
別な吹き替え女性が書いた字は、
黒板一杯の大きな数字(笑)。

このシーンは実際に加賀まりこが
書いた
数字。

加賀まりこさん。


キューに体重かけて泣き崩れる
迫真の加賀さんの演技だが、こう
すると、
キュー折れちゃうよ~。
ポケットビリヤード日本一だった
死んだおじいちゃんの形見のキュー。


初冬のワインディングロード

2022年11月12日 | open



間もなく凍結で走れなくなる。


映画『道頓堀川』ロケ地マップ

2022年11月12日 | open



(クリックで拡大/PC)

映画『道頓堀川』は、ごく狭い
エリア
の、ほんの2週間程の物語
である。

作品ロケ地は大阪。
大阪ロケは、1982年5月に2週間
のスケジュールで行なわれた。
6月には公開なので、編集スタッフ
は寝ずの仕事だったと思われる。
大阪市内のロケ地ではまだ場所が
特定できていない所がいくかある。
それは以下。
・松本さとみの川沿いのアパート
・さとみが踊っていた店の階段
 (店内はセットの可能性あり)

なお、作品中のビリヤード場は
1967年回想シーン含めて3ヶ所
出て来る。
1.天王寺ビリヤード(政夫が渡辺
 と対決)
2.ビリヤード紅白(政夫が父鉄男
 と対決)
3.ビリヤードミナミ(1967年関西
 ポケットビリヤード選手権大会
 の場所。武内鉄男の寝倉)

しかし、店内はすべて松竹大船
スタジオ内のセットで撮影。
外見のみ「ビリヤード紅白」が
出て来るが、ビリヤード場では
ない建物を借用したようだ。
そこも店内は精巧に作ったセット。

天王寺ビリヤード(スタジオセット)




ビリヤード紅白。外見のみロケ。


店内は松竹のスタジオ内セット。




セットとは思えない程の作り。


ビリヤードミナミ。これもセット。


台は4台は確認できる。


武内の寝泊りする根城でもあった。


喫茶「リバー」。武内鉄男の店。
戎橋から2軒目。現在はコンビニ
が入っている。宗右衛門町。
元々は喫茶オグラ。横に本物の
看板が見える。


映画『道頓堀川』(1982)ロケ地 〜まち子が借りたマンション〜

2022年11月12日 | open
 

まち子が邦彦と暮らそうと借りた
マンション。
道頓堀川「住吉橋」の南側ほとり。
かに道楽の寮だった。
迷子の小太郎を見つけたのはこの
部屋から。小太郎は住吉橋の上で
ゴミを漁っていた。

2022年10月現在、建物は取り壊さ
れて更地。
2021年時点ではまだ存在した。


窓から覗く松坂慶子と真田広之。
1982年5月。
 
2021年現在。


このかに道楽社員寮は今は無い。

映画『道頓堀川』(1982)ロケ地 〜ビリヤード「紅白」〜

2022年11月12日 | open
 
 
玉田ゆき(加賀まりこ)が経営する
ビリヤード「紅白」。
作品中では重要な舞台となる。
現在は建物はホテル。
店内は神奈川県大船の松竹撮影所
内のセット。
 
(店内はスタジオセット)


 

映画『道頓堀川』(1982)ロケ地 〜かおるの店〜

2022年11月12日 | open


ニューハーフのかおる(カルーセル
麻紀)が務めるショーパブゲイバー
がある店の建物の階段。
現存。
ラストシーンで重要な場所となる。


映画『道頓堀川』(1982)ロケ地 〜小料理「梅の木」〜

2022年11月12日 | open
 




まち子(松坂慶子)の小料理店
「梅の木」の場所は多分ここ。
旧道頓堀東映裏。
 
ちなみに、上の画像にある車両
(セブン?)は邦彦(真田広之)が
まち子が飼っていた犬の小太郎
を探すために梅の木に駆けつけ
た夜も同じように駐車している。
もしかすると、二つの日が離れ
設定のシーンは、同日撮影
ったかもしれない。