台湾生まれのポケット台を使った
キャロムビリヤード。
しかも、本物のキャロムの四ツ球
競技よりも難しい。
1980年代、東京の玉仲間とは練習
と遊びを兼ねてポケットボールと
台で四ツ玉を撞いたりもした。
ただし、カイルンのように複雑な
ルールではなく、どれに当てても
1点という計算方法。
上手い人は、本物と同じように
レールナースのセリー玉を作って
ずっと台の周りを回って撞き抜い
たりしていた。
持ち点は50点のショート戦。
昔の店キャロムと同じく、相手が
声に出してカウントする。
「ひとつ!ふたーつ。みっつ・・・
ふたじゅうなな」という具合に。
大昔、女店員さんのカウントさん
がやったようなカウントは、1970
年代中期以降は対戦相手がコール
するようになった。
私が本格的にビリヤードを始めた
1980年代もそう。
はっきりとした大きな声でコール
する。
そうでないといけない。
玉撞きをする人間に、ボソボソ
小声で物を言ったり、グジグジ
陰口を物の陰に隠れて言うような
人間はいなかった。
そんな輩は入って来れない。
はっきりと、きっぱりと、きっか
りと、正々堂々と公明正大に物を
言う。
その一つの象徴がカウントコール
だった。
カウントコールの一例。
毎週25人ほど殺して、年間で
1200人ほど毎年殺害。
江戸の人口を一気に減少させた人
のカウントコールね。