キャンプにナイフ、これ必携。
アウトドア活動には必ずナイフを持って
行きましょう。
ラブレスでなくともいい。肥後守でもいい
んです。モーラなどは安くて実用性高いの
で慣れてない方にもおすすめ。
これはフィンランドのラップナイフの
プーッコの現代版モデル。マルティーニ
というメーカーで、大手で手広くヨーロッ
パでは販売しているメーカーのナイフで
す。
日本ではまだまだ北欧ナイフは入って来
ないのですが、スウェーデンのモーラが
脚光を浴びて、北欧ナイフの実力の高さ
が広まって来たのは、私個人はとても嬉
しく思っています。
なぜならば、ナイフとしての能力の高さ
だけではなく、日本刀に通じる造形や発
想が北欧ナイフには強いからです。
戦後の日本のナイフの流れは、ドイツの
影響時代、アメリカンナイフの隆盛を経
て、今世紀10年以降は北欧ナイフが着目
され始めています。
実は、今のキャンプブームは、かつての
レジャーファミキャンよりも、むしろ、
単独行の北欧形森林野営的な要素が好ん
で求められている傾向がある。
プライベートキャンパーだった芸人のヒロ
シさんもソロキャンプの中でだんだん北欧
的な要素のキャンプにシフトして来ていま
す。ブッシュクラフトに挑戦、とか。
ただ、ヒロシモデルとか称して、商業的
営利活動に繋げるのは、私個人はどうか
と思いますよ。
そういうのって、実はとても北欧的では
なく、生馬の目を抜く商魂こんめぇてー
大金でえ〜、だから。
そうした商業主義にハメて行くと、どん
どん新製品売らんがなの「ハヤリ」を作ら
ないと成り立たないタコの脚食いになって
来るんですよ。
それで、古い物をポイ捨ての流れを作って
しまう。
それって、本来の森から学ぶアウトドア
活動ではないんですよね。
「楽しけりゃ人それぞれどうだっていい
じゃん」じゃないんです。大自然の中で
生きるという事に触れる生き方というの
は。
ナイフが無いと何にもできない。
人類が最初に作り出した道具がナイフで
す。人間に一番近しい道具がナイフとも
いえる。
こんな小さなナイフでも、1丁あると無い
とでは野外活動では天地の差になります。
家や町の生活ではあまり刃物の必要性を
感じなく「させられて」いる現代ですが、
野外活動ではナイフの存在は絶対的な物
です。
私は小さなツールナイフを梱包して車載
工具としてバイクでの道行きの時には必
ず持っています。正当に。タイラップや
タイトロープ等を切る道具として法的に
も「正当な理由」の要件を満たして。
車載工具なので、直ぐには取り出せませ
ん。
先月の同人キャンプでは笑った。
当然といえば当然なのかも知れないが、
私が到着したら、テーブルの上の角材の
に参加者のナイフがズラーっと突き立て
られていた。その数10数本。
幼児は別として、野郎どもでナイフを未
携帯の奴は一人もいなかった。
壮観なその画像は無いの。
皆んなが撮り忘れてたというオマヌな
実話(笑)。
でも、到着してそのナイフズラーッの図
に出会った時は、ニヤリとしたぜ。
これよ、これ。この空気よ、と。
これは室内だけど、こんな感じで10数本
がズラーッとあった。