渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

ナンシーおじさん ~二輪界をめぐるバカバカしい世相~

2023年12月06日 | open



最近、出会った人に二輪の排気量
を尋ねる人は「ナンシーおじさん」
と呼ばれてゆとり世代には嫌われ
るらしい。
背景は、排気量マウントを取る
くそ馬鹿な中高年の男が多いから
のようだ。
バカバカしい。
排気量マウント取る奴に乗れてる
奴は一人もいない。これは断言で
きる。
免許制度簡易化以降に大型二輪
免許を取っていい気になってる
イタいオヤジたちが排気量マウ
ントを取るのだろう。
大抵、峠では125あたりにぶち
抜かれたりする(笑

そして、バカバカしいのは、
「ナ
ンシーおじさん」と、排
気量を尋ね
ただけで括るバカ
脳世代全般の
そのステレオ発
想だ。幼稚過ぎて
思い切り笑
える。はいはい、円周率は3
ですね、と。

単純にオートバイが好きなら、
機種の排気量や各システム等は
知りたくもなるし尋ねもする。
できれば走行フィールについて
も教えてもらいたい。
だが、排気量を尋ねたら即「ナン
シー」として排除意識を動員さ
せる今のゆとり世代は、やはり
ゆとり脳の思考力の稚拙さを
感じずにはいられない。
マウントとは無縁の人たちも
排気量を質問しただけでレッテ
ル貼りで排除したがるゆとり
世代。
そして・・・。
これまた事実だが、ナンシー排除
大好き層たちで、まともに二輪に
乗れてる奴は見たことない。
結局、二輪にまともに乗れない
奴ら同士でマウント取ったり、
排除したりしているだけの事だ。
くっそくだらねえ。

以前、峠で一服していたら、親子
でツーリングしているという二輪
乗りたちに話しかけられた。
「このバイクは排気量はどの位
なんですか?」と。
「399ccですよ」と答えた。
訊かれて全く嫌な感じはしなかっ
た。

排気量を尋ねられただけで嫌悪感
を持つというのは、マウントを
取ろうとするバカおやじたちの
言動以前に、そのようなステレオ
意識で排除感覚に束縛されている
自分が極めて不自由な人間になっ
ていると、今のナンシー排除大好
き人間た
ちは思わないのだろうか。
思わねえんだろうなぁ(笑
いつまでもヤキトリ石像載りかま
してグダグダくっちゃべり運転
してるくらいだから。進歩や進化
や変化や発展とは無縁の存在なの

だろうから。

結局のところ、極言すれば、排気量
マウント取りおやじたちも、ナンシ
ー排除連中も、本物の二輪乗りでは
ないのだと思うよ。いや、ほんとに。
だって、自由を求めて人間を解放
に向かわせるオートバイという乗り
物とは真っ向から敵対しているから。
自分で自分を不自由人にする奴が
バイク乗りを名乗る程滑稽な事は
ねえぜ。
両者どちらもイタすぎる。
てか、カッコ悪くてダサすぎる。

驚いた動画を見たぜ。
動画アップ主は中高年者らしいが、
今の若者に嫌われないようにする
ためには、みたいな事言ってるの。
ナンシーおじさんとして嫌われな
いように排気量を尋ねるのはやめ
ましょう、とか。上から目線で。
バカ丸出し。
おまえ、誰か特定の層に気に入ら
れるために二輪乗ってるのか?と。
まあ、前述した「バイク乗り」で
は無い奴の一人だね。ガチで。
くそダサ。
誰かに媚(こび)売るために二輪
に乗る。

その没主体性で、どうして独立
自尊、すべて自分で判断して自分
が行動を実行して自分が責任を
取る二輪車という乗り物を走らせ
られようか。
久しぶりに本バカの動画を見たよ(笑

あと、私自身は話しかけられたり

して対話が進むと相手の二輪車の
排気量を尋ねたりする。
その時、「400です」とか回答され
ると、言下に私は相手に訊く。
「400ccぴったり?」
と。
訊きたいのは排気量であって、販売
クラス分けではない。
その機種特定固有の実排気量が知り
たいから訊くのだ。クラス分けなど
興味ない。それらに興味あるのは
排気量クラス分けマウントおやじ
たちだけだろう。

排気量を尋ねたのにクラス分けで
答えるのは、それは答える側も
実はナンシーおじさんたちと同じ
意識が底辺にあるのではないかな?
カワサキZ900RSは900ccじゃ
ねえっ
つーの(笑
尋ねるのはオートバイの事を知り
たいので
あって、クラス分けを知
りたい
のではないのに、尋ねられ
るほう
も二輪エンジンの排気量の
核心部分が解っていない。
ほんとはさらにストロークやボア

まで尋ねたいくらいなのに。
二輪についての洞察が浅い。

ぼや~んと漫然と二輪を転がして
る。クラス分けと自分の乗る車に
排気量別のくだらぬコンプレック
スを持ちながら。

だから、排気量訊かれただけで
マウントだとか感じるのでは。
そういう人間たちは、逆に大型
免許を取って大きな排気量の二輪
に乗ったら、今度は自分が優越感
持ったりする
のでは。根底に排気
量劣等感持っ
ているから。
それね、はっきしいって二輪乗り
ではないです。種族が。

あと、ドンズバ言ってやろう。
二輪の排気量について、小排気量
から大排気量に乗り換える事を
「ステップアップ」と口にする
奴。
これ、二輪乗りではありません。
ニセモノ。
形だけ二輪車を転がしている種族。
排気量を凌駕する二輪の本当の姿
をきちんと見つめる心が意識から
欠落しているからです。
排気量でかけりゃ偉いとか思って
るなら、二輪でなくダンプでも
乗ってろ、てやつね。
二輪乗りの諸君は、本たわけに
ならないように気をつけよう。
「自分」を持ってください。
オートバイ乗りというのはそれ
だから。

 


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