ジェシー・ジェームズの全盛期を
描いた作品。
アメリカでの批評家の評価は5点
満点中3点台と評価は並だ。
だが、私は楽しめた。
痛快娯楽西部劇だ。
そして、この作品は、アクション
シーンと、アリ・ラーターの美人
ぶりといい女と良い女房ぶりを
観る作品。
それと、ジェシーを追う探偵ピン
カートン役のティモシー・ダルト
ンの超絶渋さを味わう作品。
とにかくアリが滅法いい女。
とにかくアリが滅法いい女。
牧師の娘のお嬢様役だ。
だが、気丈夫でとってもいい女。
ジェシーの妻になる幼馴染でも
ある。
恋愛描写はなかなか良い。
新婚旅行で逮捕される。
最後は、逮捕されたジェシーを
新婚旅行で逮捕される。
最後は、逮捕されたジェシーを
助けるために列車を大砲でふっ
飛ばす。
ティモシー・ダルトンのピンカ
ティモシー・ダルトンのピンカ
ートン。有名な探偵社を設立し
た。
ジェシーを逮捕する。
だが、立場は違えど、ジェシー
を高く評価している。ジェシー
の手際の良さに常に「やるな」
と。
最後には、ピンカートンはジェ
シーにテネシーに行けとアドバ
イスをする。
テネシーならば追手は来ないか
らだ。
いやあ。なかなか痛快な映画で
楽しめます。
全く暗くないこうしたジェシー
映画作品もよいのでは。
ただ、ジェシーの母親が鉄道
会社の資本家に殺されたり、
シリアスな場面もあります。
アメリカの西部開拓史において
は、鉄道と鉄条網が開拓農民を
苦しめて来た歴史がある。
多くの場所で土地を鉄道会社
と国が所有者から強制的に簒
奪したからです。
対立はやがて戦いに発展した。
日本の三里塚闘争みたいなもの。
西部開拓史の中の一つの悲劇
ですが、理不尽な国と資本の
強圧によって国民が苦しめら
れていたのは事実としてあった。
そうした歴史を軸にして本作品
はジェシーの生き方を描いてい
ます。
知的な兄のフランク・ジェーム
ズも魅力的に描かれている。
おすすめ作品。
ただし、全編で90分程であり、
短過ぎの感はある。