道場に上がって子供達と接している『指導者』である以上、たとえ他所様の子供であったとしても、我が子同様、間違っていることをすれば間違っていると言わなければならないと思っている。
ありがたいことに、
何抜かしとるんじゃ!!
というような方はおらず、
柔道を含めて、
もっと怒ったって下さいな。
もっとガンガン練習させて下さいな。
というスタイルの親御さんが多いので非常に助かっている。
信頼関係があってはじめて我が子と同じ扱いが出来ることなので、そこは探り探りになるわけですが、子供達とは言え、ガチンコでぶつかり合う関係が理想じゃないかと思っています。
なかなか難しい世の中だし、考え方も人それぞれなので、何もかも本音でぶつかり合いが出来るのは難しいことなんでしょうが、自分なら子供達がビッシャビシャにしばかれようが何をされようが、本気でぶつかってくれる人間がいる環境に進んで欲しいし、自らそんな道を選んで欲しいなと願っています。
時に厳しく、時に優しい先輩、先生がいる道場であって欲しいと思うし、こんな世知辛い世の中を歩んでいかなければならない子供達に、本当の優しさはどこにあるのかを伝えていけたらなと思いますね。